ip igmp proxy non-querier-behavior 【F100/F1000コマンド】

Non-querier時の動作を設定します。
2台のルータで冗長構成を行う場合に、同一セグメント上の別ルータをQuerier状態とし本装置はNon-Querier状態とする場合には、reject-reportオプションを追加することで本装置のパケット中継を中止することができます。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

F100:V02.07(00)以降サポート
F1000:V02.07(00)以降サポート

設定例1 Non-querier時に上流にjoinすることなくパケットの中継をしない

Router(config)#ip igmp proxy non-querier-behavior reject-report


コマンド書式

ip igmp proxy non-querier-behavior <Non-querier設定>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
Non-querier設定 Non-querier時の動作を設定します。
default 上流にjoinし、下流はreport受付しますが、流れてきたトラヒックは廃棄し中継しません。
reject-report 下流からのreportを廃棄し、上流にjoinすることはなくトラヒックは流れません。
no-join 下流からのreportは受付るが上流にはjoinしません。
default
reject-report
no-join
省略不可


この設定を行わない場合

上流にjoinし、下流はreport受付しますが、流れてきたトラヒックは廃棄し中継しません。


設定モード

基本設定モード

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