key chain

RIP2の認証を有効にするためのkey-chainモードに移行します。
key-chainの設定は、キー名称を指定して行ないます。key-chainモードで、キーの情報を設定し、各インタフェースのRIP2に関する設定で、使用するキー名称を指定します。


設定例1 キー名称が"key1"であるkey-chainモードに移行する

Router(config)# key chain key1
Router(config-keychain)#


コマンド書式

key chain <キー名称>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
キー名称 RIP2で参照するキー(パスワード)の名称
インタフェース設定モードで参照する名称なので、わかりやすい名前にしてください。
- 省略不可


RIP2の認証について

RIP2では、認証キーによる認証を行い、信用できるルータからのルーティング情報であるかどうかを制御することができます。
この認証キーが異なるRIP2の情報は、ルーティングテーブルに登録しません。

実際のRIP2に付加される認証の情報には、以下の2種類があります。
 ・simple password (設定されたテキストの情報)
 ・MD5 digest (設定されたテキストからMD5で計算されたデータ)
本装置で、RIP2の認証を使用する場合は、RIP2を使用するインタフェースのインタフェース設定モードの"ip rip authentication"コマンドで、key-chainで設定するキー名称を指定する形で設定します。


設定モード

基本設定モード

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