logging-level slog

slogをsyslogで送信する際の、ログ出力レベルを設定します。
slogをsyslogで送信したい場合は、本コマンドで、syslog levelコマンドで指定したレベル以上のレベル値を設定します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 slogの出力レベルを4(WARNING)とする

Router(config)# logging-level slog 4


コマンド書式

logging-level elog < 出力レベル値 >


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
出力レベル値 elogの出力レベル値を設定します。
また、noneを指定するとelogを送信しません。
0〜7
none
省略不可


この設定を行わない場合

slogをレベル5(NOTICE)で出力します。


出力レベルとは?

syslogのメッセージでは、レベルという領域が規定されています。
通常は、メッセージを受信した管理者が、どのような緊急性のあるメッセージなのかを把握するために利用します。
syslogのレベルは、プロトコルにより以下8段階に規定されています。
レベル名 レベル番号 メッセージの内容・緊急度
EMERG 0 システムが利用できなくなった(ぐらい緊急度が高い)
ALERT 1 早急に対応しなくてはならない
CRIT 2 緊急状態
ERR 3 エラー発生状態
WARNING 4 注意が必要
NOTICE 5 お知らせ程度
INFO 6 情報
DEBUG 7 デバッグメッセージ


FITELnet−Fシリーズのslogとは?

本装置のslogでは、本装置にTELNETやFTPでアクセスがあった場合の情報や、インタフェースのUP/DOWN情報等のメッセージです。
コンソールもしくはTELNETでログインして、slogの情報を表示する場合は、show slogコマンドを使用します。


設定モード

基本設定モード

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