logging-level tlog

tlogをsyslogで送信する際の、ログ出力レベルを設定します。
tlogをsyslogで送信したい場合は、本コマンドで、syslog levelコマンドで指定したレベル以上のレベル値を設定します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 tlogの出力レベルを2(CRIT)とする

Router(config)# logging-level tlog 2


コマンド書式

logging-level tlog < 出力レベル値 >


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
出力レベル値 tlogの出力レベル値を設定します。
また、noneを指定するとelogを送信しません。
0〜7
none
省略不可


この設定を行わない場合

tlogをレベル3(ERR)で出力します。


出力レベルとは?

syslogのメッセージでは、レベルという領域が規定されています。
通常は、メッセージを受信した管理者が、どのような緊急性のあるメッセージなのかを把握するために利用します。
syslogのレベルは、プロトコルにより以下8段階に規定されています。
レベル名 レベル番号 メッセージの内容・緊急度
EMERG 0 システムが利用できなくなった(ぐらい緊急度が高い)
ALERT 1 早急に対応しなくてはならない
CRIT 2 緊急状態
ERR 3 エラー発生状態
WARNING 4 注意が必要
NOTICE 5 お知らせ程度
INFO 6 情報
DEBUG 7 デバッグメッセージ


FITELnet-Fシリーズのtlogとは?

本装置で発生している重度のエラー情報のメッセージです。
このメッセージが発生した場合は、本装置を含むネットワーク環境をご確認ください。また、必要があれば、本装置を再起動する等の処置をしてください。
コンソールもしくはTELNETでログインして、tlogの情報を表示する場合は、show tlogコマンドを使用します。


設定モード

基本設定モード

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