ip proxy-arp

インタフェースでProxyARPを動作させる場合に指定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。(VLANインタフェース設定モードのみ)


設定例1 LANインタフェースでProxyARP機能を動作させる

Router(config)#interface lan 1
Router(config-if lan 1)#ip proxy-arp


コマンド書式

ip proxy-arp [include-default-route]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
include-default-route デフォルトルートにヒットするあて先のARP Requestに対して、ProxyARPを行う場合に指定します。 include-default-route デフォルトルートのみにヒットするあて先への ARP Requestに対してはProxyARPしない。


この設定を行わない場合

ProxyARP機能が動作しません。


ProxyARP機能とは?

自身が中継すべき相手のIPアドレスに対するARPを受信した際に、代理にそのARPに答える機能をProxyARP機能といいます。
BRIインタフェースで、LANと同一サブネットのIPアドレスを払い出すようなケースでは、ProxyARPを使用する必要があります。


設定モード

LANインタフェース設定モード
EWANインタフェース設定モード
VLANインタフェース設定モード

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