remote-access time

パスワードを指定回数以上間違えたときにはアクセス拒否する機能の、アクセス制限時間を設定します。


設定例1 不正アクセス発生時のアクセス制限時間を5分に設定する

Router(config)#remote-access time 5


コマンド書式

remote-access time <アクセス制限時間>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
アクセス制限時間 不正アクセスの相手に対して、アクセス制限を行なう時間(分)を設定します。 1〜60 省略不可


この設定を行わない場合

10分となります。


不正アクセスが発覚した場合

不正アクセスが発覚した場合は、以下の制御が行なわれます。

●電子メールによる通知

電子メールにより、管理者宛に、不正アクセスが起こったこと、不正アクセス元のIPアドレス等の情報を通知します。
電子メール通知機能の設定はmailコマンドを使用します。

●ログ出力

slogに『Security Emergency from xxx.xxx.xxx.xxx』(xxx.xxx.xxx.xxxは不正アクセスもとのIPアドレス)と表示します。
syslogの設定がされている場合は、遠隔地のSYSLOGサーバにリアルタイムに通知することもできます。

●アクセス拒否

不正アクセス元からのアクセスを、一定時間アクセスを制限します。パスワード誤りの許容回数はremote-access limitationコマンドで設定します。


設定モード

基本設定モード

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