default-information originate

ルーティングテーブルにデフォルト経路(0.0.0.0/0)があれば、その情報をAS外LSA として配布するように設定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

F100:V02.00(00)以降サポート

設定例1 デフォルトルートをAS外LSAとして配布する。

Router(config)#router ospf
Router(config-ospf)#default-information originate


コマンド書式

default-information originate [ always] [ metric <0-16777214>] [ metric-type
{type-1|type-2}] [ route-map <Route-map 名>]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
always ルーティングテーブルにデフォルト経路が存在しなくても、自分自身をデフォルト経路としてアナウンスします。 always 自分自身をデフォルト経路としてアナウンスしません。
metric メトリック値を指定します。 0〜16777214 自分自身をデフォルト経路としてアナウンスします。
metric-type メトリックタイプを指定します。 type-1
type-2
Route-map 名 Route-map名を指定します。 英数字


この設定を行わない場合

メトリック値:10
メトリックタイプ:type-2
ただし、alwaysオプションが有効な場合はメトリック値のデフォルトは1 となります。


設定モード

OSPFサービス設定モード


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