address

L3pingによる到達確認の宛先設定を行ないます。
本設定は同一のicmp-class内では複数設定を行なうことはできません。
source-interfaceの設定がある場合には、指定したインタフェースのIPアドレスを送信元IPアドレスとして送信します。
nexthopの設定がある場合は、続く引数がインタフェース名もしくは、IPアドレスにより動作が異なります。
続く引数が、インタフェース名の場合には、インタフェース名で指定するインターフェースへL3Pingの送信を行ないます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

F100:V02.01(00)以降サポート

設定例1 192.168.1.1宛へLAN1側のIPアドレスを送信元として、EWAN1インタフェース経由で送信する

Router(config)#icmp-class 1
Router(config-icmp-class 1)# address 192.168.1.1 source-interface lan 1 nexthop ewan 1


コマンド書式

address <IPアドレス> [source-interface <インタフェース名1>] [nexthop <インタフェース名2>]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
IPアドレス 到達確認用のL3pingを送信する宛先のIPアドレスを設定します。 IPv4アドレス形式 省略不可
インタフェース名1 L3pingを送信する際に、送信元アドレスとするインタフェースを指定する場合に設定します。 lan 1
ewan 1〜2
dialer 1〜20※2
oopback 1
loopback 1
vlanif 1〜16
実際に送信するインタフェースのアドレスとなります。
インタフェース名2 L3pingを送信する際に、ネクストホップとするインタフェースもしくは、IPアドレスを設定します。 ewan 1〜2
pppoe 1〜24※1
dialer 1〜20※2
tunnel 1〜32
connected ipsecif 1〜500※3
connected null 0
IPv4アドレス形式
装置の経路情報に従います。
※1:F80の場合は、1〜5になります。
※2:F100のみ選択可能です。

※3:F80の場合は、1〜32、F100の場合は、1〜100になります。


この設定を行わない場合

冗長機能は使用できません。


設定モード

ICMPクラス設定モード

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