dampening-parameter 

イベントフラップダンプニング機能の各種設定を行います。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

F80:V01.02(00)以降サポート
F100:V02.03(00)以降サポート

設定例1 半値時間を45分、フラッピング状態閾値を2000、フラッピング復旧閾値を750とする

Router(config)#event-class 1
Router(config-event-class 1)# dampening-parameter 45 2000 750


コマンド書式

dampening-parameter <半値時間> <フラッピング状態発生閾値> <フラッピング復旧閾値>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
半値時間 ペナルティ値の減少割合を、ペナルティ値が半分に減少するまでの時間で設定します。(単位:分) 1〜45 省略不可
フラッピング状態発生閾値 フラッピング状態とみなすペナルティ値(ペナルティ値が設定値をこえた場合にフラッピング状態とみなす)を設定します。 1〜65535 省略不可
フラッピング復旧閾値 フラッピング状態から復旧したとみなすペナルティ値(ペナルティ値が設定値と以下(同値を含む)になったの場合に復旧とみなす)を設定します。 1〜65535 省略不可


この設定を行わない場合

半値時間:5分、フラッピング状態閾値:20000、フラッピング復旧閾値:10000とします。


イベントフラップダンプニング機能とは

 イベントフラップダンプニング機能とは、イベントのフラッピング(ばたつき)によってアクションが多発するのを抑止するための機能です。
イベントの状態変化が発生した際にペナルティ値を累積し、フラッピング状態発生閾値を超えるとそのイベントを超える直前の状態(TrueもしくはFalse)に固定する機能です。
 ペナルティ値は時間とともに減少し、フラッピング状態復旧閾値を下回ると、再びイベントの状態が変化するようになります。
 本機能は、イベントクラスごとに設定することができます。


設定モード

イベントクラス設定モード

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