neighbor ebgp-multihop

BGPピアが、E-BGPセッションであり、直接接続されていないネットワークに存在する場合に指定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 BGPピア(10.0.0.1)が、直接接続されていないネットワーク上にあり、E-BGPである

Router(config)#router bgp 100
Router(config-bgp)# neighbor 10.0.0.1 ebgp-multihop


コマンド書式

neighbor <IPアドレス> ebgp-multihop [最大ホップ数]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
IPアドレス BGPピアのIPアドレスを指定します。 IPv4アドレス形式 省略不可
最大ホップ数 BGPピアとしてセッションを確立するための最大ホップ数を設定します。 1〜255 255


この設定を行わない場合

E-BGPの場合は、直接接続されていると判断します。


注意 

ebgp-multihopを指定しなくてはいけないBGPピアの場合は、他の経路情報手段(RIPやスタティックルーティング)で、そのBGPピアへの経路を取得しておく必要があります。
取得していない場合は、BGPのセッションを確立することはできません。


設定モード

BGPサービス設定モード

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