neighbor soft-reconfiguration inbound

ネイバから受信した経路情報をルーティングテーブルとは別に保持しておく場合に指定します。
通常のBGPでは、BGPピアに対して、UPDATEメッセージを再度送付してもらうメカニズムはありません。このコマンドを指定することにより、BGPピアからのUPDATEメッセージにより取得した経路情報を保管しておくことができます。
なお、Route-Refreshケイパビリティを使用すると、UPDATEメッセージの再送を要求することができます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 BGPピア(10.0.0.1)からのUPDATEメッセージの内容を保持する

Router(config)# router bgp 100
Router(config-bgp)# neighbor 10.0.0.1 soft-reconfiguration inbound


コマンド書式

neighbor <IPアドレス> soft-reconfiguration inbound


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
IPアドレス BGPピアのIPアドレスを指定します。 IPv4アドレス形式 省略不可


この設定を行わない場合

フィルタリングされた経路情報は保持しません。


設定モード

BGPサービス設定モード

トップページへ