aggregate-address

経路情報を集約し、その情報をRIPngで通知します。通知する際は、集約後の経路情報のみを通知し、集約された元の情報は通知されません。
この機能により、RIPngで通知するプレフィックスの数を減らすことができ、ネットワークを有効に利用することができるようになります。

例えば、以下のようなケースで有効です。
EWAN側に、3ffe:1::/64ネットワーク、3ffe:2::/64ネットワーク、3ffe:3::/64ネットワーク・・・・等、1バイト目が3ffeであるネットワークが数多く存在する。
  ↓↓↓
3ffe::/8として、LAN側にRIPngで通知
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 3ffe:100::/32に集約してRIPngを通知します。

Router(config)#router ripng
Router(config-ripng)# aggregate-address 3ffe:100::/32


コマンド書式

aggregate-address <集約後のIPv6プレフィックス>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
集約後のIPv6プレフィックス 集約後のIPv6プレフィックスを設定します。 IPv6プレフィックス形式 省略不可


この設定を行わない場合

Aggregateしません。


設定モード

RIPngサービス設定モード

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