neighbor

RIPの宛先アドレスを指定します。
通常のRIPは、Version1ではサブネットブロードキャスト(192.168.0.255等)宛、Version2ではマルチキャスト(224.0.0.9)宛に送信しますが、RIPを広告する相手を限定したい場合に、宛先アドレスを指定します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 RIPの宛先を192.168.100.1に限定する

Router(config)#router rip
Router (config-rip)# neighbor 192.168.100.1


コマンド書式

neighbor <IPアドレス> [source-interface {lan 1 | ewan {1|2} | loopback 1| dialer <1-20>}]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
IPアドレス RIPの宛先を指定します。 IPv4アドレス形式 省略不可
source-interface RIPを送信する際の送信元アドレスに使用するインタフェースアドレス送信元インタフェースの指定は、最大128エントリとなります。
129エントリ以上、送信元インタフェースを指定したエントリがある場合、129件目以降のエントリについては、送信元エントリの指定が無効になり、実際に送信するインタフェースのアドレスが、送信元アドレスとなります。
lan 1
ewan 1〜2
loopback 1
dialer 1〜20
実際に送信するインタフェース
※:F100のみ選択可能です。


この設定を行わない場合

Version1ではサブネットブロードキャスト(192.168.0.255等)宛、Version2ではマルチキャスト(224.0.0.9)宛に送信します


設定モード

RIPサービス設定モード

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