timers basic

RIPに関する以下のタイマ値を設定します。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 定期送信間隔を20秒、経路情報を無効とするまでの時間を120秒、経路情報をRIPテーブルから削除するまでの時間を80秒とする

Router(config)#router rip
Router (config-rip)#timers basic 20 120 80


コマンド書式

timers basic <定期送信間隔> <経路情報を無効とするまでの時間> <経路情報を削除するまでの時間>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
定期送信間隔 RIPの定期送信間隔(単位:秒)を指定します。 5〜2147483647 省略不可
経路情報を無効とするまでの時間 RIPのレスポンスを受信しなくなってから、経路情報を無効とするまでの時間(単位:秒)を指定します。
指定した時間内にレスポンスを受信しないと該当経路情報は無効となり、ルーティングテーブルからは削除されます。
5〜2147483647 省略不可
経路情報を削除するまでの時間 経路情報を無効として、RIPテーブルから削除するまでの時間(単位:秒)を指定します。
この状態では、RIPテーブルにメトリック16で保持されて経路が無効になった事を広告します。
5〜2147483647 省略不可


この設定を行わない場合

タイマの内容 デフォルト値
定期送信間隔 30
経路情報を無効とするまでの時間 180
経路情報を削除するまでの時間 120


設定モード

RIPサービス設定モード

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