1.センタ(IP固定,アドレス1),拠点(IP不定)
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<プロバイダより割り振られたアドレス(アドレスは一例です)>
センタ側 |
210.158.xxx.17 |
拠点側 |
指定なし |
<コマンド操作>
【設定例表記方法のご案内】
本来一行で入力すべきコマンドでありながら,スペースの関係で複数行に渡った場合,行末に「\」を付けています.
FITELnet-F40は,この「\」を認識しますので,本ページの設定例をコンソールにペーストできます.
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#
#EWANをPPPoEで使用する
#
wan type=pppoe
#
#EWAN側IPアドレスと,フレッツADSLに接続するための
#ID(abc012@***.***.ne.jp)とパスワード(xxxyyyzzz)の設定
#
pppoe add name=FLETS if=pppoe1 addr=210.158.***.17\
id=abc012@***.***.ne.jp password=xxxyyyzzz
#
#LAN側IPアドレスの設定
#
interface lan addr=192.168.1.254,255.255.255.0
#
#ルート情報の設定
#
ipripstatic delete default
ipripstatic add dst=0.0.0.0,0.0.0.0 nextif=pppoe1
#
#NATプラスを使用する
#(VPN対象外のパケットをインターネットアクセスさせる場合には
#VPNセレクタの設定と併せて必要)
#
nat pppoe1 natp
#
#VPN機能を使用する
#
vpn on
#
#PhaseIポリシーの設定(暗号アルゴリズムはDES,認証方法はPre-shared key方式,
#認証アルゴリズムはMD5。ライフタイムはデフォルトで1000秒)
#
vpnikepolicy add id=1 encr=des method=prekey hash=md5
#
#PhaseIIポリシーの設定(暗号アルゴリズムはDES,認証アルゴリズムはMD5。
#ライフタイムはデフォルトで600秒)
#
vpnpolicy add id=1 encr=des auth=hmac-md5
#
#VPNピアの設定(この例では,鍵データは文字列でsecret-vpnとした)
#
vpnpeer add name=kyoten1\
idtype-pre=userfqdn key=a,secret-vpn nat=off ikepolicy=1
vpnpeer add name=kyoten2\
idtype-pre=userfqdn key=a,secret-vpn nat=off ikepolicy=1
#
# VPN 対象パケット( VPNセレクタ )の設定
#
# 本来ならば拠点 1 向けの vpnselector を
#
# vpnselector add id=1 dst=192.168.2.0,255.255.255.0\
# src=192.168.1.0,255.255.255.0 type=ipsec peername=kyoten1 policy=1
# vpnselector add id=2 dst=192.168.2.0,255.255.255.0\
# src=192.168.3.0,255.255.255.0 type=ipsec peername=kyoten1 policy=1
#
# のように分けて書きますが、ここでは送信元のアドレスをサマライズして
#
# vpnselector add id=1 dst=192.168.2.0,255.255.255.0\
# src=192.168.1.0,255.255.0.0 type=ipsec peername=kyoten1 policy=1
#
# としています(送信元のサブネットマスクを 255.255.255.0 → 255.255.0.0 に
# 変更して対象範囲を広げている。拠点 2 向けの ipsec acccess-list も同じ。
# また、拠点 1・2 側でも同様に、宛先アドレスをサマライズして、vpnselector を
# 1 つにまとめています。従って、アドレス体系によっては、サブネットマスクの
# 範囲を変えるか、vpnselectorを分ける必要があります。この設定例の場合、
# サマライズする時のサブネットマスクは 255.255.252.0 まで狭めることも
# できます)。
#
#
vpnselector add id=1 dst=192.168.2.0,255.255.255.0\
src=192.168.1.0,255.255.0.0 type=ipsec peername=kyoten1 policy=1
vpnselector add id=2 dst=192.168.3.0,255.255.255.0\
src=192.168.1.0,255.255.0.0 type=ipsec peername=kyoten2 policy=1
#
#VPN対象外のパケットをインターネットアクセスさせる場合には必要
#
vpnselector add id=64 dst=all src=all type=bypass
#
#設定を保存して装置を再起動
#(再起動しないと設定が有効にならない項目もあるので注意)
#
exit
Configuration modified. save ok?(y/n):y
please reset#reset
Do you want to continue(y/n)?:y
#
#EWANをPPPoEで使用する
#
wan type=pppoe
#
#フレッツADSLに接続するためのID(abc345@***.***.ne.jp)とパスワード(zzzyyyxxx)の設定
#
pppoe add name=FLETS if=pppoe1 id=abc345@***.***.ne.jp password=zzzyyyxxx
#
#LAN側IPアドレスの設定
#
interface lan addr=192.168.2.254,255.255.255.0
#
#ルート情報の設定
#
ipripstatic delete default
ipripstatic add dst=0.0.0.0,0.0.0.0 nextif=pppoe1
#
#NATプラスを使用する
#(VPN対象外のパケットをインターネットアクセスさせる場合には
#VPNセレクタの設定と併せて必要)
#
nat pppoe1 natp
#
#VPN機能を使用する
#
vpn on
#
#PhaseIポリシーの設定(暗号アルゴリズムはDES,認証方法はPre-shared key方式,
#認証アルゴリズムはMD5→センター側の設定と合わせる。ライフタイムはデフォルトで1000秒)
#
vpnikepolicy add id=1 encr=des method=prekey hash=md5
#
#PhaseIIポリシーの設定(暗号アルゴリズムはDES,認証アルゴリズムはMD5
#→センター側の設定と合わせる。ライフタイムはデフォルトで600秒)
#
vpnpolicy add id=1 encr=des auth=hmac-md5
#
#VPNピアの設定(鍵データは文字列でsecret-vpn→センター側と同じにする)
#
vpnpeer add addr=210.158.***.17 myname=kyoten1\
idtype-pre=userfqdn key=a,secret-vpn nat=off ikepolicy=1
#
#VPN対象パケット(VPNセレクタ)の設定
#(送信先のサブネットマスクが16ビットになっていることに注意)
#(この設定例の場合,22ビットでも可)
#本構成の場合,センタを経由して拠点間でIPsec通信するが,
#センタからSAを確立しにいくことはできないので,常に拠点側から
#SAを確立した状態にしておく必要がある。
#retrynegoをonに設定することで,SAが確立するまで繰り返し確立を試みる
#ようになる。またnegotypeをlifetimeに設定しておくことで,SAが確立された後は,
#ライフタイム満了前に新しいSAを確立しにいくようになる。この2つの機能を
#利用することで,常にSAを確立した状態を維持できる。
#(ファームウェアV02.01以降から)。
#
vpnselector add id=1 dst=192.168.1.0,255.255.0.0\
src=192.168.2.0,255.255.255.0 type=ipsec negotype=,lifetime\
retrynego=on peeraddr=210.158.***.17 policy=1
#
#VPN対象外のパケットをインターネットアクセスさせる場合には必要
#
vpnselector add id=64 dst=all src=all type=bypass
#
#設定を保存して装置を再起動
#(再起動しないと設定が有効にならない項目もあるので注意)
#
exit
Configuration modified. save ok?(y/n):y
please reset#reset
Do you want to continue(y/n)?:y
#
#EWANをPPPoEで使用する
#
wan type=pppoe
#
#フレッツADSLに接続するためのID(abc678@***.***.ne.jp)とパスワード(yyyxxxzzz)の設定
#
pppoe add name=FLETS if=pppoe1 id=abc678@***.***.ne.jp password=yyyxxxzzz
#
#LAN側IPアドレスの設定
#
interface lan addr=192.168.3.254,255.255.255.0
#
#ルート情報の設定
#
ipripstatic delete default
ipripstatic add dst=0.0.0.0,0.0.0.0 nextif=pppoe1
#
#NATプラスを使用する
#(VPN対象外のパケットをインターネットアクセスさせる場合には
#VPNセレクタの設定と併せて必要)
#
nat pppoe1 natp
#
#VPN機能を使用する
#
vpn on
#
#PhaseIポリシーの設定(暗号アルゴリズムはDES,認証方法はPre-shared key方式,
#認証アルゴリズムはMD5→センター側の設定と合わせる。ライフタイムはデフォルトで1000秒)
#
vpnikepolicy add id=1 encr=des method=prekey hash=md5
#
#PhaseIIポリシーの設定(暗号アルゴリズムはDES,認証アルゴリズムはMD5。
#→センター側の設定と合わせる。ライフタイムはデフォルトで600秒)
#
vpnpolicy add id=1 encr=des auth=hmac-md5
#
#VPNピアの設定(鍵データは文字列でsecret-vpn→センター側と同じにする)
#
vpnpeer add addr=210.158.***.17 myname=kyoten2\
idtype-pre=userfqdn key=a,secret-vpn nat=off ikepolicy=1
#
#VPN対象パケット(VPNセレクタ)の設定
#(送信先のサブネットマスクが16ビットになっていることに注意)
#(この設定例の場合,22ビットでも可)
#本構成の場合,センタを経由して拠点間でIPsec通信するが,
#センタからSAを確立しにいくことはできないので,常に拠点側から
#SAを確立した状態にしておく必要がある。
#retrynegoをonに設定することで,SAが確立するまで繰り返し確立を試みる
#ようになる。またnegotypeをlifetimeに設定しておくことで,SAが確立された後は,
#ライフタイム満了前に新しいSAを確立しにいくようになる。この2つの機能を
#利用することで,常にSAを確立した状態を維持できる。
#(ファームウェアV02.01以降から)
#
vpnselector add id=1 dst=192.168.1.0,255.255.0.0\
src=192.168.3.0,255.255.255.0 type=ipsec negotype=,lifetime\
retrynego=on peeraddr=210.158.***.17 policy=1
#
#VPN対象外のパケットをインターネットアクセスさせる場合には必要
#
vpnselector add id=64 dst=all src=all type=bypass
#
#設定を保存して装置を再起動
#(再起動しないと設定が有効にならない項目もあるので注意)
#
exit
Configuration modified. save ok?(y/n):y
please reset#reset
Do you want to continue(y/n)?:y