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IPsecを通してのマルチキャスト配信機能について
2006年 12月8日
2007年 1月15日更新
FITELnet製品では,以下のバージョンでIPsecを通してのIPv4のマルチキャスト配信機能 (以下、IPsecマルチキャスト配信機能)をサポートしました。
FITELnet-F100 V02.07(00)以降
FITELnet-F1000 V02.07(00)以降
FITELnet-F3000
現在、サービスされているブロードバンドアクセスサービスは、マルチキャスト配信には 対応していないケースがほとんどです。
そのため、安価なブロードバンドアクセスを利用してのマルチキャスト配信を行なうことはできませんでした。
この問題に対してIPsecマルチキャスト配信機能は、IPv4マルチキャストパケットをIPsecで カプセリングすることによりユニキャストとして各拠点に対して送信することで解決します。
IGMP proxyにより「拠点側(1)」ではLANより受信したJoinをIPsecを通してセンター側へ通知し、 「センター側(2)」では各拠点から受信したJoin情報をLAN側へ送信、 及びJoinしているユーザが存在するIPsec Peerのみマルチキャスト配信する機能をサポートします。
IPsecマルチキャスト配信機能のメリットを以下にまとめます。
マルチキャスト配信に対応していない安価なブロードバンドアクセスサービスを利用してマルチキャスト配信ができる
マルチキャストを、セキュアに配信できる
マルチキャスト対応のアクセスサービスに移行する際に、拠点側ルータ資産(FITELnet)が無駄にならない
本機能の設定について設定例
IPsec通信を使用したマルチキャストルーティングを行なう
にてご紹介しております