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> FITELnet-F1000 firm V02.03(00) 05/11/14 release
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下記の新規機能を追加いたしました |
(1) | イベントアクション機能を拡張しました。 イベント部(event-class設定)に以下の機能を追加しました。
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下記の変更を実施いたしました |
(1) | show xxx.cfg で表示される ip dhcp pool lan1 の設定行の位置が、ファームバージョンによって異なっていました。機能上の問題は発生しませんが、interfaceモード設定の上に位置するように変更しました。 |
(2) | IKE SAのlifetime満了30秒前から、該当するIKE SAを使用したパケット送信を停止する仕様になっていますが、他装置との接続性を考慮して、lifetime満了前の30秒間であっても、keepaliveの応答については送信できるようにしました。 |
(3) | IKEでのkeepalive(DPDおよびDPD-prop)がfail した場合に、vpnlogに記録するようにしました。 |
(4) | InformationalパケットでのInitial-contactを受信するケースにおいて、従来は旧IPsec SAのみを削除していましたが、旧IKE SAの削除も行うようにしました。 |
(5) | crypto isakmp policy設定モードのkeepaliveコマンドに、response-only パラメータを追加しました。これにより、対向装置からのkeepaliveには応答するが、自装置からのkeepalive監視は行わない運用が可能となります。 |
記の問題点を改修いたしました |
(1) | IPsec冗長機能を使用する構成において、センター側VPN装置のLAN側インターフェースがダウンしてバックアップ経路通信に切り替わった場合に、センター側VPN装置のLAN側インターフェースがアップしてもメイン経路通信に戻らないことがありました。 |
(2) | OSPF使用時にルート数の上限を超えてルート情報を受信・登録できてしまっていました。 |
(3) | SA確立状態で keepalive-icmp source-interface 設定を削除しrefreshしても、keepalive-icmpパケットの送信元アドレスが設定削除前のsource-interfaceで指定されたものになっていました。 |
(4) | AggressiveモードのResponder側となった場合に、keepalive always-sendの設定をしても、keepaliveのパケットが送信されなくなってしまうことがありました。 |
(5) | タイマ登録処理において時刻情報の取り扱いに問題があり、以下の現象が発生する可能性がありました。
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(6) | 複数のevent-actionに同じ宛先への経路情報追加を行う設定を行った場合に、経路情報が削除されたり変更されてしまうことがありました。 |
(7) | OSPFで配信されたデフォルトルートが有効になりませんでした。 |
(8) | DPD の keepalive が Failして SA を消す場合に、deleteメッセージを送信していませんでした。 |
(9) | event-actionモードの add ip route コマンドにおいて、add ip route <ip> <mask> connected ipsecif までが同じだと上書きされてしまい、ipsecif 向けの複数ルートの追加ができませんでした。 |
(10) | event-actionモードの add ip route コマンドにおいて、add ip route <ip> <mask> までが同じで <nexthopアドレス>の異なる設定を行うと上書きされてしまい、複数ルートの追加ができませんでした。 |
(11) | 予期せぬ事態において装置が自律リセットを行う場合に、次の問題がありました。
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(12) | crypto isakmp policyモードの keepalive のヘルプ文字列を修正しました。 |
(13) | INBOUND SAが256個、OUTBOUND SAが0個となっている状態で IKE keepalive 動作を行うと、SAがないと誤判断して keepalive パケットを送信しない可能性がありました。 |
(14) | Quick Mode の Responderで QM-3rd パケット受信前に EWAN インターフェースがダウン(ケーブルを抜く等)した場合に、Quick Modeネゴシエーションのタイムアウトを迎えても、QM-1st受信時に作成したSAを削除することができませんでした。 |
(15) | IKE SAのlifetime計測処理において、計測誤差が累積する問題がありました。 |
(16) | keepalive(DPD)動作において、DPDリクエストパケットの送信が1回抜ける等の動作が発生することがあり、VPNピアのダウンを検出するタイミングが遅れる可能性がありました。 |
(17) | nullインターフェース宛の中継パケットを連続的に送信すると、slogに下記のログが記録されることがありました。 ”unable to enter address for IPアドレス (could not allocate llinfo) ” |
(18) | router rip 設定モードの distribute-list コマンドで VLANインターフェース指定を行った場合に、RIPフィルタの内容が有効となりませんでした。VLANインターフェース以外の指定を行った場合には、問題なく動作していました。 |
(19) | IPsecとQoSを併用する設定で、多数のSAを収容もしくはlifetime 設定が短く、SAの張り替えが頻繁に行われる環境下において、以下の vpnlog が記録されて、ESP通信が停止する現象が発生することがありました。 ”espInputAsync driver error (109) ” ”safn_des_cbc_mbuf_async error (-1) ” |
(20) | イベントアクション機能関連の設定変更を行いrefreshした場合に、即時有効処理が正しく動作しないことがありました。 |
(21) | event-map で複数の event-class が一つの event-action にマップされていると、正しく動作しないことがありました。 |
(22) | ipv6 route コマンドのネクストホップにインタフェース名を指定した状態で、その経路を削除して refresh すると、running.cfg からは削除されても、実際のルート情報が削除されませんでした。 |
(23) | event-action モードの add ip route コマンドを複数行登録したコンフィグファイルを、カット&ペーストして流し込んだ場合に、!EXCEPTION! Data TLB Error の文字列がコンソール上に記録されて、装置の自律リセットが発生することがありました。 |
(24) | 「NISCC-273756 ISAKMP プロトコルの実装に複数の脆弱性」にて報告されている問題について対応しました。脆弱性の詳細についてはこちら。 |