古河電工ネットワーク機器の総合ブランド ファイテルネット
古河電工
FITELnetトップ製品ラインナップイベント&セミナーセールス&サポート
Routing to the Future FITELnet
お問い合わせはこちら
F140トップ マニュアル&カタログ ファームウェア 設定例 技術情報

FITELnet-F140ファームウェア リリースノート

FITELnet-F140 firm V01.03(00) 09/02/24 release
---FITELnet-F140ファームウェア V01.02(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) 以下のデータ通信カードに対応いたしました。
  • NTTドコモ:N2502
  • イー・モバイル:D21NE
(2) イベントアクション機能のイベントとして、日時の範囲を指定できる機能をサポートいたしました。始まりの日時/終わりの日時を指定し、指定した時間の範囲内の場合にアクションを有効化することができます。

設定例:
Router(config)# event-class 1
Router(config-event-class 1)#
                match duration from 2009 2 23 10 0 to 2009 2 23 18 0

設定モード:
イベントクラス設定モード
(3) OSPFで、AS外経路の情報を配布する際に、AS External Route Tagに値をセットする機能をサポートいたしました。従来は、AS External Route Tag値は、0固定でした。

設定例:
Router(config)# router ospf
Router(config-ospf)# redistribute static route-map tag1
Router(config-ospf)# exit
Router(config)# route-map tag1 permit 1
Router(config-rmap tag1 permit 1)# set tag 1
Router(config-rmap tag1 permit 1)# exit
Router(config)#

設定モード:
OSPFサービス設定モード(redistributeコマンド)
Route-MAP設定モード(set tagコマンド)
(4) イベントアクション機能のアクションとして、装置を再起動する機能をサポートいたしました。イベント機能により何らかの異常状態を検知した場合、そのアクションとして装置を再起動させることが可能になります。

設定例:
Router(config)# event-action 1
Router(config-event-action 1)# reset system

設定モード:
イベントアクション設定モード


下記の変更を実施いたしました
(1) 無線回線からの受信負荷が高い状況で、”TA Rcb enque error”のログが出力される場合があり、無線回線の受信処理のチューニングを実施しました。
(2) attachコマンドを実行した際、タイミングにより通信カードが正しく認識できない可能性があり、通信カード識別の処理を改善しました。attachコマンドは、V01.02(00)以降で利用できるコマンドです。


下記の問題点を改修いたしました
(1) IPv6のNDP(Neighbor Discovery Protocol)について、「JVNVU#472363 IPv6 実装における Forward Information Base のアップデートに関する問題」にて報告されている問題について対応しました。脆弱性の詳細についてはこちら
(2) 無線回線の切断が頻繁に発生すると、まれに回線が切断できない状態になる問題がありました。AX520Nを使用した場合に本事象が発生することを確認しております。
(3) 無線回線の切断が頻繁に発生すると、まれに通信が停止してしまう問題がありました。C01SIを使用した場合に本事象が発生することを確認しております。
(4) 無線回線からの受信データのパターンにより、正常フレームを異常フレームと判定して、フレームを廃棄してしまう問題がありました。V01.02(00)でのみ発生します。
(5) attachコマンドに失敗した場合に、空行のログが出力される問題がありました。V01.02(00)でのみ発生します。
(6) detachコマンド/attachコマンドを繰り返し行なうと、”TA: ATI resp qid 56 enque error.”のログが出力される場合がありました。V01.02(00)でのみ発生します。
(7) 不正なTCPオプションを持ったTCPのSYNパケットを、MSS書き換え機能が設定されているインタフェースに対して出力した場合、装置がハングアップする可能性がありました。


ページトップへ

All Rights Reserved, Copyright(C) FURUKAWA ELECTRIC CO., LTD. 2009