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FITELnet-F140ファームウェア リリースノート

FITELnet-F140 firm V01.06(00) 10/03/31 release
---FITELnet-F140ファームウェア V01.05(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) 以下のデータ通信カードに対応しました。

・ウィルコム:AX530S


下記の変更を実施いたしました
(1) 装置が保持できるルーティングテーブル数を、512エントリから2048エントリに拡張しました。これに伴い、IPv4/IPv6スタティックルート設定数を、それぞれ256エントリから1024エントリに拡張しました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) 「JVNVU#943657 複数の TCP の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性」にて報告されている問題について対応しました。
脆弱性の詳細についてはこちら
(2) 「JVN#75368899 IPv6 を実装した複数の製品にサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性」にて報告されている問題について対応しました。
脆弱性の詳細についてはこちら
(3) メール通知機能において、SMTPサーバとのTCPコネクション確立後に、SMTPサーバからの応答コード(220:Service ready)が得られない状態が発生した場合に、その後SMTPサーバが正常に復旧しても、装置からのメール送信が行えなくなってしまう問題がありました。
(4) IPv6 Stateless Address AutoconfigurationによるIPv6アドレス設定時に、RA受信によって一旦アドレス登録を行ったインタフェースのダウン/アップが発生すると、その後のIPv6アドレス登録が出来なくなる問題がありました。
(5) IPv6 Stateless Address AutoconfigurationによるIPv6アドレス設定を行うインタフェースをダウンさせると、systemcall(k_sendmsg) errorのelogが定期的に記録され続ける問題がありました
(6) RIP (version1 または version2)を利用する設定を行ったインタフェースのダウン/アップが繰り返し行われた場合に、メモリリークが発生する場合がありました。その結果として、コマンド実行に支障が生じたり、装置が正常に動作しない状態が発生する可能性がありました。
(7) 自装置のconnectedルートと同じ経路をOSPFで受信した場合に、connectedルートが先にアップしていると、OSPFで受信した経路が経路情報として登録されない問題がありました。
(8) IPsecインタフェースでQoS設定(PRIQもしくはCBQ)を行い、IPsecインタフェースから別のIPsecインタフェースに折り返す通信を行う場合、SAの削除等に伴うSA確立処理とパケット中継処理とが同時に発生した場合に、装置の自律再起動が発生する問題がありました。
(9) ProxyDNS機能において、PPPoEインタフェースから取得したDNSサーバ情報に基づいてDNS問い合わせを行う際、上位DNSサーバからの応答がエラーであった場合、ProxyDNS機能の問い合わせ元に対して正しくエラー応答を返せていませんでした。このため、PC等でのDNS解決に時間がかかる場合がありました。
(10) BGPのOPENメッセージに「Graceful Restart Capability」オプションが含まれていて、そのオプション長が4バイト以下であった場合に、パラメータ長が不正であると誤認識してBGPセッションが確立できない問題がありました。
(11) データ通信カードを認識させるのに使用する attachコマンドの実行画面において、スペルミスを修正しました。


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