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FITELnet F2000ファームウェア リリースノート

FITELnet F2000 firm V01.02(00) 09/05/14 release
---FITELnet F2000ファームウェア V01.01(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) イベントアクション機能のイベントとして、日時の範囲を指定できる機能をサポートいたしました。始まりの日時/終わりの日時を指定し、指定した時間の範囲内の場合にアクションを有効化することができます。

設定例:
Router(config)# event-class 1
Router(config-event-class 1)#
                match duration from 2009 2 23 10 0 to 2009 2 23 18 0

設定モード:
イベントクラス設定モード
(2) OSPFで、AS外経路の情報を配布する際に、AS External Route Tagに値をセットする機能をサポートいたしました。従来は、AS External Route Tag値は、0固定でした。

設定例:
Router(config)# router ospf
Router(config-ospf)# redistribute static route-map tag1
Router(config-ospf)# exit
Router(config)# route-map tag1 permit 1
Router(config-rmap tag1 permit 1)# set tag 1
Router(config-rmap tag1 permit 1)# exit
Router(config)#

設定モード:
OSPFサービス設定モード(redistributeコマンド)
Route-MAP設定モード(set tagコマンド)


下記の変更を実施いたしました
(1) show report-allコマンドに、以下の情報を追加しました。
  • show event-actionの情報
  • show event-classの情報
  • show event-mapの情報
(2) 装置の自律再起動時に記録するログ情報(tlog)に、再起動要因を記録するよう変更しました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) IPv6のNDP(Neighbor Discovery Protocol)について、「JVNVU#472363 IPv6 実装における Forward Information Base のアップデートに関する問題」にて報告されている問題について対応しました。脆弱性の詳細についてはこちら
(2) tunnelインタフェースとipsecインタフェース間で中継処理がループする設定を行った場合に、コンソール応答が無くなったり装置の自律リセットが発生する場合がありました。
(3) PPPoEインタフェースへの送信処理において、フラグメントフレーム(ロングフレーム)と、ショートフレームが混在した場合に、送信順序の入替えが発生する場合がありました。
(4) ProxyDNS機能において、自身のIPv6リンクローカルアドレス宛にQueryを受信して上位DNSにリレーした場合に、上位からの応答をリレーすることができていませんでした。
(5) NAT変換前後のIPアドレスが同一となるような設定を行った場合に、ポート変換が正しく行われない場合がありました。
(6) PPPoEインターフェースでの通信において、自装置宛(中継ではない)の1900bytes程度のロングフレームの送受信処理が発生した場合に、PPPoEセッションが切断されてしまう問題に対応しました。
ロングフレームの中継処理ではこの問題は発生しません。


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