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FITELnet F2000ファームウェア リリースノート

FITELnet F2000 firm V01.07(00) 13/05/16 release
---FITELnet F2000ファームウェア V01.06(00)からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) フレッツ光ネクストのIPv6インターネット接続(IPv6 PPPoE)を利用できる機能をサポートいたしました。

コマンド実施例:
Router(config)#interface pppoe 1
Router(config-if pppoe 1)#ipv6 dhcp client CLIENT1
(2) IKEv1のNATトラバーサル機能において、RFC3947/RFC3948に対応いたしました。

コマンド実施例:
Router(config)# crypto isakmp policy 1
Router(config-isakmp)# nat-traversal enable rfc3948-also

設定モード:
IKEポリシー設定モード
(3) L2中継のパケットを中継する際、パケットがIPv4/TCP SYNであった場合に TCP-MSSの値を書き換える機能に対応いたしました。

コマンド実施例:
tunnelインタフェースから出力するTCPフレームのMSS値を1300byteにする場合

Router(config)# interface tunnel 1
Router(config-if tunnel 1)# bridge ip adjust-mss 1300


下記の変更を実施いたしました
(1) 以下のインタフェースについて、最大利用可能インタフェース数を拡張いたしました。

Loopback 1 → 32
Tunnel 32 → 500 (EtherIP) ※
VLAN 32 → 150

※ 同時に使用できるインタフェース数として以下の制限があります。

【Tunnelインターフェース】
EtherIP/IPinIP同時に使用する場合は500インタフェースまで
(2) CBQの精度向上のためのチューニングを行いました。
(3) CBQ設定で使用する各キューで設定する帯域幅について、従来は親クラスに対する%指定のみの指定方法でしたが、bps指定できるようにいたしました。
(4) 各インタフェースに指定できるCBQクラス数を、従来は、最大13クラスまで指定できましたが、最大256クラスに拡張いたしました。
(5) EtherIP機能で、MACアドレス学習機能をサポートいたしました。また、複数拠点間で同一のVLANを設定しL2中継することができるようになりました。

設定例:アドレス学習を行う
Router(config)# internal-bridge 1 address-learning

設定例:トンネル間中継を行う
Router(config)# internal-bridge 1 relay inter-tunnel-interface
(6) L2トンネルの中継性能を改善するチューニングを実施しました。
(7) 使用するvlanインタフェース数、トンネルインタフェース数が増加した場合の中継性能を改善するチューニングを実施しました。
(8) ProxyDNS機能で取り扱うドメイン名の最大長を、64から255に拡張いたしました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) show line statisticsコマンドで表示される統計情報の内容が誤って表示される場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(2) DHCPv4サーバ機能で、allocate-addressコマンドで設定した割り当て数を超えていないにも関わらずDHCPv4クライアントがIPアドレスを取得できない問題がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(3) RIPもしくはRIPngで受信した経路について、RIP/RIPngを受信するインタフェースがDOWNした後に、再度UPしRIP/RIPngで再度経路を受信した場合でも、受信した経路が有効にならない場合がありました。

本不具合は、V01.04(00)以降で発生します。
(4) IPsecにより暗号化されたパケットがフラグメントされており、それらパケットがフラグメントされた順序どおりに受信できなかった場合で、復号化したパケットをQoS設定している別インタフェースに中継する際にパケットロスが発生する場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(5) ポリシールーティング設定で、中継先経路にIPsecインタフェースを指定した場合に、パケットロスが発生する場合がありました。

本不具合は、V01.06(00)以降で発生します。
(6) show process cpuコマンド および MIBで取得できるCPU使用率について、使用条件によっては正しくCPU使用率を測定できていない場合がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。
(7) CBQにてパケット長計算を行う際の内部処理に誤りがあり、ショートフレームの出力が設定帯域を下回る問題がありました。

本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。


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