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> FITELnet F2000 firm V01.08(00) 13/08/30 release
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下記の変更を実施いたしました |
(1) | IPinIPで、OuterにIPv6を使用するケースで、従来はトンネルの自側エンドポイントアドレスは設定値のみでしたが、他インタフェースのアドレスを参照する機能をサポートいたしました。 |
(2) | IKEv1で、従来は1つのプロポーザルのみ利用可能でしたが、複数プロポーザル提案および、相手から複数プロポーザル提案された場合の接続に対応いたしました。 |
(3) | IPv6の平文通信に関する中継性能を改善するチューニングを行いました。 |
(4) | IPsecをIPv6のIPinIPにカプセル化する通信に関する中継性能を改善するチューニングを行いました。 |
下記の問題点を改修いたしました |
(1) |
SAが確立し、相手VPNピアへの経路がトンネルルート経路情報として登録された状態、かつ、該当VPNピアへのPhase2-SAが解放されている状態でPhase1-SAが解放された際に、トンネルルートが経路情報から削除されない場合がありました。 本不具合は、V01.05(02)以降で発生します。 |
(2) |
SAが確立し、DPDにてSA監視を行っている状態、かつ、該当VPNピアへのPhase2-SAが解放されている状態でPhase1-SAが解放された後、再度同じ相手と接続した場合に、DPDを送出するタイミングとして、SA確立からの時間ではなく、以前に接続していたSA監視のタイミングで行ってしまう場合がありました。 本不具合は、V01.05(02)以降で発生します。 |
(3) |
SAが確立した状態で、該当VPNピアへのPhase2-SAが解放されている状態でPhase1-SAが解放された後、再度同じ相手から、異なるアドレス宛(異インタフェース等)にSA確立がされた場合に、SAが確立できない場合がありました。 本不具合は、V01.05(02)以降で発生します。 |
(4) |
RIPv2使用時に、UnicastRIP対向ルータへの経路が切り替わった場合や、RIPパケットのNexthop情報が変化した場合でも、実際の経路情報のNexthopが切り替わらない場合がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(5) |
OSPF外部経路への経路が冗長されているネットワーク環境で、中継路が障害状態から復旧した場合に、OSPF外部経路への通信が行えなくなる場合がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(6) |
複数台のOSPFルータを同一エリアで運用している環境で、新たなOSPFルータが接続された場合に、各OSPFのステータスが不正になる場合がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |