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> FITELnet F60 firm V01.02(00) 12/10/31 release
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下記の新規機能を追加いたしました |
(1) |
無線LANアクセスポイント機能を新規にサポートいたしました。 F60の無線LANアクセスポイント内蔵タイプでご利用いただくことができます。 <主な仕様> ・IEEE802.11 b/g/n ・WEP(64/128),WPA-PSK,WPA2-PSK,WPA-EAP,WPA2-EAP ・仮想AP(VAP)を最大16個サポート ・ステルスモード ・ステーション間通信の許可/不許可設定 |
(2) |
L2TPv3による、Etherフレーム中継機能をサポートいたしました。 EtherフレームをIPフレームでカプセル化して、IP網/IPv6網を介して遠隔地とのL2フレーム中継を行なうことができます。 |
(3) |
L2TPv3機能、 EhterIP機能利用時、複数のトンネルインタフェースを使用した冗長構成に対応する機能をサポートいたしました。 以下のイベント・アクション機能と併用することで、L2フレーム中継時の冗長構成に対応することができます。 1)アクションとして、L2中継で使用するトンネルインタフェースの送信優先度を操作する機能 コマンド実施例: Router(config)# event-action 1 Router(config-event-action 1)# internal-bridge tunnel 1 tx-priority decrement 100 設定モード: イベントアクション設定モード 2)アクションとして、L2TPv3セッションを一時的にDiscard状態とする機能 コマンド実施例: Router(config)# event-action 1 Router(config-event-action 1)# set l2tp-status discard tunnel 1 設定モード: イベントアクション設定モード 3)イベントとして、イベント状態の変化の継続時間を指定する機能 コマンド実施例: Router(config)# event-class 1 Router(config-event-class 1)# event continuation-time true 10 false 10 設定モード: イベントアクション設定モード |
(4) |
以下のデータ通信端末に対応いたしました。 ・IIJモバイル:510FU ・NTTドコモ:L-03D ・イー・モバイル:GL03D ・ソフトバンクモバイル:005HW |
(5) |
USBポートの電源をOFF→ONするコマンドを新規に追加いたしました。 コマンド例: Router# usb-reset 1 Are you OK to usb-reset 1 (y/n) また、従来のイベントアクションで実施していたreset modemアクションの動作を、USBポートの電源OFF→ONとするよう変更いたしました。 |
下記の変更を実施いたしました |
(1) | L2トンネルの中継性能を改善するチューニングを実施しました。 |
(2) | 使用するvlanインタフェース数、トンネルインタフェース数が増加した場合の中継性能を改善するチューニングを実施しました。 |
(3) |
BGPのKeepAliveの送信間隔を0秒に設定した場合、<経路情報を削除するまでの時間>に設定された値の1/3の間隔で送信するよう変更いたしました。 例) Router(config)#router bgp xxxxx Router(config-bgp)#neighbor A.B.C.D timers 0 30 上記の場合は、KeepAliveの送信間隔は10秒(30の1/3)になります。 <経路情報を削除するまでの時間>が0の場合は、従来通りKeepAliveは送信しません。 |
下記の問題点を改修いたしました |
(1) | イベントアクション機能のset ipsec-status discard isakmp-policyコマンドが動作に反映されず、IPsecセッションが切断されない問題がありました。 |
(2) | OSPFの設定で、networkタイプにnon-broadcast を指定した場合、装置の自律再起動が発生する問題がありました。 |
(3) | OSPFを利用し、装置のconnected経路と同一のOSPF経路を受信する構成において、connected経路がダウンしてOSPF経路側でバックアップ通信をしている状態からconnected経路が復旧した場合に、flow-cacheテーブルが有効な状態のままではARP解決ができない問題がありました。(flow-cacheテーブルが無通信で削除されれば問題は発生しません) |
(4) |
VRRP使用時に以下の問題がありました。 ・flow-cacheテーブルに登録された中継フレームについて、送信元MACアドレスとして、仮想MACアドレスではなく送信インタフェースの実MACアドレスを用いて中継していました。 ・インタフェースアップ時に、他のインタフェースで定義されたVRIDを使用したgratuitous ARPを送信していました。 |
(5) |
if-state spoofing-up設定について、以下の問題がありました。 ・IPv6のRA(Router Advertisement)を送信する設定としたインタフェースにif-state spoofing-upが設定されている場合、RAが送信されない。 ・vlanインタフェースにif-state spoofing-up設定を行っていても、vlanインタフェースにIPv6アドレスが設定されていない場合には、該当ポートのリンクダウンに連動してインタフェースがDOWNしていました ・vlanインタフェースにif-state spoofing-up設定を行っていて、shutdownコマンドでvlanインタフェースをDOWN状態にした場合、no shutdownコマンドを指定してもインタフェースが再UPしない問題がありました。 |
(6) | ICMP Too Bigメッセージを送信する際に、内包する元IPパケットのIPチェックサムが正しくない問題がありました。 |
(7) | MIBのipNetToMediaTable、atTableのIfIndexfが”1”固定となっている問題がありました。 |
(8) | lan1インタフェースのブリッジグループ(bridge-group 0固定)と、vlanインタフェースのブリッジグループを同一に設定した場合に、lan 1インタフェースでのuntagフレーム受信ができない問題がありました。 |