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> FITELnet F60 firm V01.07(00) 14/01/31 release
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下記の新規機能を追加いたしました |
(1) |
以下のワイヤレス通信端末に対応いたしました。 ・ソフトバンクモバイル:203HW |
下記の変更を実施いたしました |
(1) | IPinIP, EtherIP, L2TPv3通信に関する中継性能を改善するチューニングを行いました。 |
(2) |
SSHサーバ機能において、バージョン2に対応いたしました。従来は、バージョン1.5のみのサポートでした。 DSA鍵を使用する場合は、generate key ssh dsaコマンドを使用してDSA鍵を生成してください。RSA鍵は、SSHv1とSSHv2共通で使用できます。 |
(3) |
Layer2中継におけるパケット送受信のカウンタを表示する機能をサポートいたしました。 show internal-bridge コマンドで確認することができます。 |
(4) |
L2TPv3について、RFC3931に対応いたしました。従来は、Cisco社独自仕様での接続のみ対応していました。 RFC3991仕様で使用する場合は、l2tp profile設定モードで、protocol l2tpv3 と設定してください。 |
(5) |
L2TPv3において、pseudo-wireタイプとしてEthernet VLANでのネゴシエーションに対応し、特定VLANのみのL2TPv3通信ができるようにいたしました。 従来は、Ethernetポート単位でのL2TPv3通信のみをサポートしていました。 トンネルインタフェース設定モードにて、pw-type ethervlanと設定してください。 |
(6) |
L2TPv3冗長機能において、送信優先度が非優先に設定されているセッションに対して、Inactiveを示すCircuit Status AVPを通知する機能をサポートいたました。 また、Layer2中継の冗長構成を形成するネットワーク構成に置いて、送信優先度が非優先に設定されているトンネルからデータを受信した場合に、データを中継するか破棄するかを選択できる機能を追加いたしました。中継する設定にした場合には、非優先から優先に変更となった場合に中継を許容する時間を指定することも可能です。 従来は、常に中継する動作となっておりました。 |
(7) | MPSA機能において、トランスポート通信プロトコルとして、IPv4をサポートいたしました。従来は、IPv6のトランスポートのみに対応していました。 |
(8) | MPSA機能において、Endpointで使用するアドレスとして、Loopbackインタフェースのアドレスを使用することが可能になりました。 |
(9) |
NAT機能において、FTPのPassiveモードの応答メッセージを、応答コード(227) のみで判断するように変更いたしました。FTPサーバからの応答メッセージがRFC959で示されたもの以外であっても正常に動作するようになります。 従来はコードおよび文字列(Entering passive Mode)が一致した場合に、passiveモード判断する仕様でした。 |
下記の問題点を改修いたしました |
(1) |
RIPv2でUnicastRIPを使用している場合に、UnicastRIPパケットを受信する経路が変更になった場合でも、UnicastRIPで通知された径路情報のNextHopが変更にならない問題がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(2) |
UnicastRIP機能において、RIPパケットの受信とインタフェースのUPもしくはDOWNが同時に発生した場合、その後のRIPパケットの送受信やRIP経路の情報表示ができなくなる問題がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(3) |
OSPFのAS外経路が多量(250経路程度以上)ある場合、AS外経路の経路変動が発生した場合に、まれにAS外経路の一部が経路情報から消失してしまう場合がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(4) |
自装置から発信するパケットに関して、後から有効となった経路情報がベスト経路となる宛先へのデータが、該当経路が有効になる前にベスト経路であった経路に送信される問題がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(5) |
SSHによるシェル接続とSCP接続を同時に実施した場合、まれに、SCPによるファイル転送に失敗する場合がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(6) |
Layer2中継機能の冗長構成を形成するネットワーク構成において、送信優先度が非優先に設定されているトンネルからデータを受信した場合、Ethernetインタフェースに中継せず、別のトンネルインタフェースに中継してしまう問題がありました。 本不具合は、V01.03(00)以降で発生します。 |
(7) |
L2TPv3にて、sequencing設定のミスマッチによるネゴシエーション失敗時のCDNにResult code AVPが付いていませんでした。ネゴシエーションが失敗した場合に、対向装置でその理由がわからないという問題がありました。 本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。 |
(8) |
不正なL2TPv3パケットを受信すると、装置の自律再起動が発生する場合がある問題がありました。 本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。 |
(9) |
L2TPv3のセッション生成ネゴシエーションに失敗した時、送信するCDNメッセージのRemote Session IDが正しい値になっていない問題がありました。 本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。 |
(10) |
L2TPv3にて、存在しないセッションに対するCDNを受信した際に、CDNで応答してしまう問題がありました。 本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。 |
(11) |
L2TPv3にて、Assinged CCID が 0 の SCCRQ に対して SCCRP を返してしまう問題がありました。 本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。 |
(12) |
L2TPv3にて、再送回数上限まで達していないのに送信タイムアウトになってしまう問題がありました。 本不具合は、V01.02(00)以降で発生します。 |
(13) |
IPsec機能でPKIを利用する際、下記の条件を全て満たした場合に、それ以降SAが確立できなくなる問題がありました。 - crl-optional が notuse 以外(あるいは設定されていない) - query-ip が設定されている - query-ip のアドレスへの経路が無い 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(14) |
IPsec機能のPKIで使用する証明書要求を生成する際、IPv6アドレスが設定されていないにも関わらず「::」を指定していました。また、Emailアドレス(rfc822Name)とDNS名(dnsName)について、設定されていない場合に空値を指定していました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |
(15) |
IPsecにて、query-ipの設定があるのにLDAPでのCRL取得を行わない問題がありました。 本不具合は、V01.04(00)以降で発生します。 |
(16) |
ICMP監視機能において、IPsecインタフェース向けにICMP監視を行う設定にした場合、ICMP監視パケットが送信されない場合がありました。 本不具合は、V01.03(00)以降で発生します。 |
(17) |
QoS-MIB(FURUKAWA-INFMGT-PORT-QOS-MIB)について、getnextリクエストによる情報取得を行うことができない問題がありました。 本不具合は、V01.00(00)以降で発生します。 |