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FITELnet-f80ファームウェア リリースノート

FITELnet-F80 firm V01.00(02) 06/02/20 release
---FITELnet-F80ファームウェア V01.00(01)からの変更点---
下記の変更を実施いたしました
(1) DHCPサーバ機能において、DHCPOFFER送信後、4秒以上経過して DHCPREQUESTを受信した場合にはIPアドレスの払い出しを拒絶していました が、4秒以上経過後であっても該当IPアドレスが未利用の場合には払い出す ように変更しました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) コンソール上にデバッグ文が誤って出力されていました。
出力条件および内容は以下の通りです。

発生条件  IPsec負荷分散設定においてEWAN2の回線を切断(リンクダウン)
出力内容  vi2: warning: unable to delete rtentry

発生条件  EWAN1とEWAN2に同じIPアドレスを設定しリンクアップ
出力内容  rtinit: wrong ifa (129f820) was (129fb40)"
(2) "qos-que cbq設定において以下のイレギュラー設定を行い、 且つclear qos interface xxxコマンドを実施すると、装置の自律リセットが発生していました。
  • default classを指定しない状態
  • root classを設定しない状態
(3) VRRPの仮想IPアドレスでSA確立を行う構成(crypto isakmp policyモードで source-interface指定あり)において、暗号化対象パケットを連続送信すると、 送信インタフェースの実IPアドレスをソースアドレスとしたESPパケットを送 信してしまうことがありました。
(4) VRRPの仮想IPアドレスでSA確立を行う構成(crypto isakmp policyモードで source-interface指定あり)において、送信IFの実IPアドレスをソースアドレスとしたnotifyメッセージを送信してしまうことがありました。
(5) VRRPの仮想IPアドレスでSA確立を行う構成(crypto isakmp policyモードで source-interface指定あり)においてNat-Traversalを併用した場合に、 送信IFの実IPアドレスをソースアドレスとしたNAT Keepaliveパケットを送信していました。
(6) tasktrace設定を複数種類登録してある状態で任意の登録を削除する場合に、 既に削除されているかのようなエラーメッセージ(xxx is already off)が表示 されていました。削除指定したtasktraceの登録は正しく削除されていました。
(7) SAアップルートにてipsecifを指定した場合、SAを経由して受信したunicast-RIPが有効となっていませんでした。
(8) pppoeインタフェースにCBQを設定している環境において、 帯域以上のパケットが流れつづけているとpppoeセッションが切断される場合がありました。
(9) NATとQoSを併用した際のshow qos classのカウンタ処理に誤りがあり、カウントアップしない場合がありました。
(10) WEB機能の遠隔保守画面でリロードを繰り返すことにより 遠隔保守時間を越えて遠隔保守可能となる問題に対応しました。
(11) イベントアクション機能の設定でvrrp番号とTrack番号が同じでdecrement値が異なる 設定のみを行いevent-mapでマップした状態で装置を再起動したときに 装置の自律リセットが発生することがありました。
(12) WEBでのオペレーションにおいて 現在、稼働しているファームウェア面にファームウェアをダウンロード後、 再起動せずにWEB画面の現在稼働情報でファームウェアのバージョンを確認すると、 ダウンロードしたファームウェアのバージョンが表示されている問題に対応しました。
(13) 以下の設定において、EWAN1から受信したIPv6パケットのみが 対象となる仕様ですが、IPv4パケットも対象となっていた問題に対応しました。
---
class-map xxx
match ipv6 input-interface ewan 1
exit
---
尚、本障害は下記のようにaccess-listを使用するケースでは発生しません。
match ipv6 access-group 3500 input-interface ewan 1
(14) IKE-SAは確立されるがIPsec-SAの確立に失敗(設定間違い等)する状態において、 レスポンダ側ではIKE-SAがshowコマンドにて表示されるがイニシエータ側では表示されない問題に対応しました。
(15) IKE-SA及びIPsec-SAのlifetimeを2日以上の値に設定した場合に、 2日以上経過後にIPsec-SAの張り替えを行うとSA確立に失敗する問題に対応しました。
(16) 暗号化前の元パケットのtos値を暗号化後の新IPヘッダに反映する仕様ですが、 中継データサイズによっては反映されない場合がありました。
(17) イベントアクション機能において、 以下の設定のようにevent-class[1]、event-class[2]にevent-action[12]が マップされいる設定でevent-class[1]、event-class[2]がTrueとなり event-action[12]が実行されている状態からno event-class 1コマンドで 削除するとevent-action[12]実行が取り消されてしまう問題がありました。
---
event-class 1
check interface status lan 1
exit
event-class 2
check interface status lan 1
exit
event-action 12
add ip route 1.1.1.1 255.255.255.0 2.2.2.2
exit
event-map
event-class 1 event-action 12
event-class 2 event-action 12
exit
---
(18) WEB機能のコンフィグレーションの画面で
”Hint: 新しいコンフィグレーションの内容は装置リセット後有効となります。”
の表示を追加しました。
(19) WEBオペレーションにおいて、 通常の再起動で装置再起動→再起動確認画面で”いいえ”を選択後の画面を、「装置再起動画面」に 変更いたしました。
(20) ポリシールーティング先の経路がダウン(ケーブル抜去等によるインターフェースダウン状態等)し、 set ip next-hop default の設定が無く通常経路へのルーティングも不可能な場合に、 装置の自律リセットが発生することがありました。
------2006/04/14 下記を追記------
(21) vpnlogに"espInputAsync driver error(109)"のlogを出力する際に メモリリークが発生していた問題に対応しました。


V01.00(02)のファームウェアは公開中止としましたので、上記機能をご利用になる場合は、V01.01(00)以降のファームウェアをお使い下さい。

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