dhcpserver


dhcpserver △ [[off|on]△[gateway={on|off}]
	△[sendarpnum=<times>]△[arptimeout=<100msec>]
	△[sendarpcount=<times>]△[allocateaddr=<IP address>]
	△[allocatewidth=<number>]]

内容
DHCPサーバの動作について設定します。
このコマンドはMUCHO-STのみが対象となります。

オプション
なし

パラメータ
off|onDHCPサーバ機能を利用する/しないを選択します。
工場出荷時設定は,MUCHO-STもMUCHO-PSも「有効(on)」となっていますが,MUCHO-PSでは初期設定が終了すると自動的に「無効(off)」に固定されます。
gateway={on|off}DHCPサーバを利用するとした時、LANインタフェースのアドレスをデフォルトゲートウエイ通知をするか/しないかを選択します。
sendarpnum=<times>割り当て可能アドレスを立ち上がり時に調べる時の調査対象アドレス件数(ARP単位)を設定します。
arptimeout=<100msec>同上の調査時に割り当て可能とする為のタイムアウト値(ARPタイムアウト)を設定します。
sendarpcount=<times>同上の調査時に調査用のARPを送信する回数(ARPリクエスト送信回数)を設定します。
allocateaddr=<IP address>割り当て開始IPアドレスの先頭値(DHCPアロケート開始アドレス)を設定します。
allocatewidth=<number>割り当て可能なIPアドレスの個数(DHCPアロケート数)を設定します。


機能説明
DHCPサーバ機能が "on" の時 "allocateaddr" から始まり、"allocatewidth" で示される分のIPホストアドレスを割り当てます。
例外として "allocateaddr" が 0.0.0.0 の場合は、LANインタフェースに設定されたIPアドレスが属するネットワーク番号内の最初のホストアドレスから "allocatewidth" で示される分のIPホストアドレスを割り当てます。
「IPアドレス」が割り当て可能かどうかはARPによりチェックしますが(ARPの応答がタイムアウトした内容を配信可能アドレスとします)、まずは装置立ち上がり時に "sendarpnum" 分のアドレスを "sendarpcount" 回送信した結果を反映します。
装置運用中に "sendarpnum" 分のアドレスを使い切った場合には、配信要求毎にARPの交換を行い調査した結果を割り当てます。

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