rtcontrol


rtcontrol △ [[ip] △[{lan|hsd|isdn1|isdn2}
	△[sendinterval[={<sendinterval>|off}]]
	△[send[={on|off}]]△ [recv[={on|off}]]
	△[metric=<metric>] △[ageout[={<ageouttime>|off}]]]]

内容
IPルーティングにおけるルーティング情報の送受信の制御に関する設定をルーティングインタフェース毎に行います。
HSD/ISDN2インタフェースに関してはMUCHO-STのみが対象となります。

オプション
なし

パラメータ
ip RIPの制御を指定します。
この項目は省略してもデフォルトで有効になっています。
lan|hsd|isdn1|isdn2 設定を行うインタフェースを指定します。
hsdとisdn2に関してはMUCHO-STのみが対象となります。
sendinterval[={<sendinterval>|off} 「sendinterval」のみ指定した場合はRIP情報の定期送信を行います。<sendinterval>は定期送信の送信間隔を指定します。
0秒を指定した場合は,定期送信を停止します。「off」は0秒を指定した場合と同じ意味です。
send[={on|off}] RIP情報の送信をする/しないを指定します。
「off」の指定がある場合は「しない」,「on」の場合は「する」となります。
recv[={on|off}] RIP情報の受信をする/しないを指定します。
「off」の指定がある場合は「しない」,「on」の場合は「する」となります。
metric=<metric> インタフェースのメトリック値を指定します。
RIPの受信時,「'RIPパケットに設定されたメトリック' + 1 + '本設定値'」をルーティング情報として保持します。
ageout[={<ageouttime>|off}] RIPで学習したルーティング情報のエージアウト時間(<ageouttime>)を設定します。
「off」を指定するとエージアウトは行われません。
「0」は「off」と同じ意味です。

機能説明
ルーティングプロトコルを指定するパラメータ以外の省略可能なパラメータがすべて無指定の場合は,ルーティングプロトコルに対応したすべての設定状況を表示します。インタフェースの指定がある場合は指定インタフェースの設定状況を表示します。
HSDとISDN2インタフェースに関してはMUCHO-STのみが対象となります。


注意
ISDNインタフェースに対して無計画にRIPの定期送信を有効にすると、回線が切断されない状態が続く場合があります。
これは、高額な回線使用料金を請求されることになりますのでご注意ください。

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