wan
wan △ [hsd △[128]]|[isdn△ [dual|single|lse|lsp]]
内容
使用するWAN回線と回線速度および運用形態を設定します。
オプション
なし
パラメータ
hsd△[128]
HSD回線を指定します。
回線速度が64kbpsの場合は"hsd"を、128kbpsの場合は"hsd 128"を指定してください。
isdn
ISDN回線を指定します。
運用形態の指定が無い場合は、"single" を運用形態として指定した場合と同じになります。
本コマンドでは2回線あるBchの利用方法を指定できます。
[dual | single | lse | lsp]
ISDN回線の2回線あるBchの利用方法を指定します。
dual
ISDN#1およびISDN#2を通常回線として使用します。
lse
ISDN#1を通常回線,ISDN#2をトラフィック分散回線として使用します。
トラフィック分散回線の接続/切断はトラフィック量に応じて自動的に行います。
lsp
ISDN#1を通常回線,ISDN#2をトラフィック分散回線として使用します。
トラフィック分散回線の接続/切断は、通常回線の接続/切断に連動します。
single
ISDN#1だけを通常回線として使用します。
機能説明
パラメータが無指定の場合は,現在の設定内容を示します。
ISDN回線の接続は、
connectコマンド
で行う他に、ISDN回線側に中継すべきデータが発生すると自動的に接続する事もできます。
callmodeコマンド
を参照してください。
切断は、一定時間(無通信監視タイマ)中継すべきデータが発生しないと切断します。一定時間経つ前にISDN回線を切断したい場合は
disconnectコマンド
を使用します。
なお、「無通信監視タイマ」は
isdnコマンド
で設定できます。
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