MUCHO-EV/PK firm V40.08 02/05/29 release
−−−−MUCHO-EV/PKファームウェア V40.07からの変更点−−−−



  下記の新規内容に対応いたしました.
(1) VPN 機能で,mode-config機能をサポートいたしました.

(2) Phase1の動作モードを選択できるようになりました.
それまでは,WAN側のアドレスを設定していなければ Agressive Mode,設定してあれば Main Mode として自動的に動作しましたが,アドレスの設定に関わらず,「auto(従来の動作)」「main(Main Mode)」「aggressive(Aggressive Mode)」を選択することができます.
    対象コマンド;
    vpnpeer
    mode=[auto/main/aggresive]
(3) インタフェースアップ時に,自動でSAを生成するかしないか,また生成する場合,SAが生成されるまでリトライするかを選択ができるようになりました.
    対象コマンド;
    vpnselector
    ifupnego=[on/off] インタフェースアップ時に自動でSAを生成するかしないかを選択
    retrynego=[on/off] SAが生成するまでリトライするかどうか選択
(4) Phase1 SAの KeepAliveパケットを送信する/しないが選択できるようになりました(従来は送信するのみ)。

(5) VPNピアの登録(vpnpeerコマンド)で設定された pre-shared Key が,セキュリティ確保のため「display」等のコマンドを実行しても表示されないようになりました.
同様に,WEB設定画面では「**********」と表示されます.
pre-shared Key がわからなくなってしまった場合は,上書き設定を行ってください.
    (入力例)
    conf#vpnpeer set peeraddr=xx.xx.xx.xx key=a,XXXXXXXXXXX
(6) 学習IPフィルタリング機能を搭載いたしました.



  下記の問題点を改修いたしました.
(1) NetScreenシリーズとIPsec通信を行う場合で,IPデータサイズが1490byte以上のパケットではIPsec通信ができないことがあった.

(2)IPsecでNATPを使用時にnatplusstaticが有効とならない.

(3)NAT機能を使用し,ルータのLAN側IPアドレスをグローバルアドレスに変換するよう,natstatictableに登録したとき,グローバル側からこのグローバルアドレスに対してtelnet, ftpができない.

(4) vpnnatを使ってフラグメントされたデータの暗号化通信ができない.

その他,いくつかの不具合を改修いたしました.

  このファームウェアは,ここからダウンロードできます。





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