MUCHO-EX/EVでは,指定したデータをLANからWANに優先的に(または非優先的に)中継する機能(データ別優先制御機能)をサポートしています。【対応バージョン】
データ別優先制御機能を利用すると,次のような問題を解決することができます。
- ●ファイル転送のようなバースト転送が行われても,遅延に弱いプロトコル(FNA,SNAなど)を優先データに指定することで,コネクション切れなどを防ぐことができます。
- ●TELNETのような対話型プログラムのレスポンスの悪化を防ぐことができます。
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データ別優先制御を使うと...
FNA等ホスト系の通信は,たいへん遅延に弱く,他のプロトコルのトラフィックが多いとタイムアウトしコネクションが切れてしまいます。
データ別優先制御を使うと,FNAデータを優先的に転送することができるので,コネクションが切れることなく,快適な業務系システムを構築することができます。
また,ホスト系に限らず,画像データや音声データや,対話型処理のアプリケーション(telnetなど)なども使い勝手が悪くならずに利用することができます。
MUCHOでは,ホスト系の通信はルーティングできませんので,ブリッジングを利用して中継することになります。
MUCHO-EX/EV ; 初版【設定方法】
MUCHO-EX/EV ;【関連機能】コマンド; prioritycontrolコマンド, protocolpriorityコマンド, hostpriorityコマンド
WEB設定;設定不可
ブリッジング【関連FAQ】