ブリッジングを併用したホスト系データ通信


ここでは,IPルーティングの他にSNAホストを利用しているシステムを構築する場合の設定例をご紹介します。
SNA等ホスト系の通信は,たいへん遅延に弱く,他のプロトコルのトラフィックが多いとタイムアウトしコネクションが切れてしまいます。この時,データ別優先制御機能を使い,SNAデータを優先的に転送することができるので,コネクションが切れることなく,快適な業務システムを構築することができます。

bridging


データごとにそれぞれ,優先(fastまたはhigh),通常(mediumまたはnormal),非優先(low)の優先度をつけることができます。
優先度をつけることができるデータには以下のものがあり,それぞれ組み合わせて利用することができます。

IPアプリケーション(telnet,ftp-data,ftp,snmp,アプリケーション番号)
IPプロトコル(tcp,udp,icmp,ospf,プロトコル番号)
IPアドレス
IPXアプリケーション(ncp,sap,rip netbios,diagnostic,アプリケーション番号)
IPXプロトコル(ncp,spx,netbios,プロトコル番号)
IPXアドレス
AppleTalkプロトコル(RTMP(Rp/Dt),NBP,ATP,AEP,RTMP(Rq),ZIP,ADSP,プロトコル番号)
AppleTalkアドレス
ブリッジングデータ(ethertype,dlsap,プロトコル番号)
MACアドレス




INFONET-RX10Hの設定

INFONET-RX20の設定

ソリューションメニューへ戻る
gohome
All Rights Reserved, Copyright(C) FURUKAWA ELECTRIC CO., LTD. 1996
古河電工のHomeへ