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BUSINESS社会と技術と事業について

06新事業・開発品

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持続可能な
社会の実現を目指し、
次世代新事業を生み出す。

古河電工は、「日本を明るくしたい」という創業者・古河市兵衛の起業精神を受け継ぎ、1世紀以上にわたって社会に貢献する研究に尽力してきました。光通信で極めた光デバイス技術は現在、「産業用高精度加工レーザ」など、従来製品の課題を克服する技術として大きな注目を集めています。1960年代にスタートさせた超電導技術も最先端科学や医療装置の進歩などに大きく貢献しています。世界最先端の技術力を深化させ、応用分野の拡大に挑戦していきます。

SOCIAL CHALLENGE向き合う社会課題

あらゆる国、
あらゆる年齢の人々の
健康と福祉に貢献したい。
世界では、5歳の誕生日を迎えられずに命を落とす子どもが、1年間で600万人を超えています。毎日、はしかや結核といった予防可能な病気で、1万6000人の子どもが命を失っています。世界中に社会福祉サービスや医療サービスを普及させ、全ての人が検査や治療を受けられる環境を整えること。安全で負担の少ない治療が利用できる環境に近づけること。喫緊かつ深刻な課題です。さらには、日頃の健康管理を充実させ、病気にならない社会を実現する。私たちの光ファイバ技術や超電導技術は、検査機器など医療分野への応用が可能です。体内の検査に使う「MRI」には超電導技術が利用されています。ナノマテリアル技術と蛍光検出技術を用いて、「赤痢アメーバ症の抗体検査薬」や「唾液による鉄分充足度測定技術」の開発にも成功しました。これからも世界の人々の健康と福祉の推進に取り組んでいきます。
新事業・開発品新事業・開発品

SOLUTION / PRODUCTソリューション・製品

産業用レーザ

産業用レーザ

産業用レーザは、高いビーム品質と時間安定性、高信頼性、高効率性など、レーザとしての理想的な性能を持ち、更に加工点までの直接のファイバデリバリーが可能です。1Kw超の高出力産業用レーザは、既存の炭酸ガスレーザや固体レーザが主に使われてきた金属材料加工の分野で、急速に普及が進んでいます。
古河電工は、光通信の草創期から技術開発に取り組み、特殊光ファイバ、光ファイバ接続、光部品、半導体レーザなど光部品およびレーザの最新技術やノウハウを蓄積してきました。中高出力のシングルモード産業用レーザからKwクラスの産業用レーザまで幅広いラインナップを取り揃えています。

ライフサイエンス

ライフサイエンス

ライフサイエンス領域では、赤痢検査の大幅な簡素化・高感度化を実現した「蛍光イムノクロマト検査薬」や体の鉄分充足度を簡便に知ることができる「蛍光フェリチン計測キット」、カテーテルに使用する「形状記憶・超弾性合金」など、古河電工の技術を応用し、医療・ヘルスケア技術の進歩に貢献しています。

インフラメンテナンス

インフラメンテナンス

道路標識・照明・カーブミラーなど、道路附属物施設の老朽化による事故が全国で発生しており、時には人や車に被害が及んでいます。古河電工では、こうした交通インフラの老朽化による事故を未然に防止するためのシステムも開発しています。AIやARといった先端技術を用い、数が多く非常に手間のかかる施設の維持管理を省力化。交通インフラの整備にも貢献しています。