最大250kHzのパルス波形制御が可能な超高速変調対応ファイバレーザ「FEC1000S-7-SP」を開発しました。 リチウムイオン電池(LiB)の電極に使用される金属箔の高速・低熱影響な切断が可能となり、LiB製造工程の生産性向上や省人化を図ることが可能です。

特長

LiB電極部の金属箔切断における課題

  従来の連続発振ファイバレーザ 従来の連続発振ファイバレーザ
(パルス波形制御)
超高速変調対応ファイバレーザ
(FEC1000S-7-SP)本製品
レーザの発振形態
金属箔の高速加工
金属箔 高速切断における課題

負極集電体(銅箔t=8μm)と正極(アルミ箔t=100μm)の切断結果

古河電池株式会社製のリチウムイオン用正極箔・負極箔に対してレーザ加工を行いました。従来ファイバレーザで加工した結果と比較して、熱影響部が減少しています。

レーザで切り出した銅電極タブ(負極)

銅箔(負極集電体)の切断

レーザで切り出したアルミ電極タブ(正極)

活物質塗布アルミ箔(正極)の切断

製品カタログ

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