keepalive

SAの接続確認を行なうためにKeepAlive を行なうかどうかを設定します。
本装置では、IKEv2(Internet Key Exchange version 2)プロトコルのKeepAlive 機能、およびICMPによるKeepAlive機能をサポートしています。
本装置では、何も設定をしない場合、IKEv2のKeepAlive(DPD)を行います。

ICMPによるKeepAliveを行う場合は、オプションに"icmp"を指定します。ICMPによるKeepAliveを行なう場合は、keepalive-icmp peer-addressコマンド、keepalive-icmp source-interfaceコマンドを指定する必要があるケースもあります。
KeepAliveを行なわない場合は、"disable"を指定します。

KeepAliveにより、SAが使用できない状態になった場合は、SAを解放します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。

IKEv2専用コマンド
V01.04(00)以降サポート

設定例1 VPNデータが送信されていない場合でも常にKeepAliveを送信する

Router(config)#crypto ikev2 policy 1
Router(config-ikev2)#keepalive always-send


コマンド書式

keepalive {always-send|icmp[always-send|traffic-based]|disable}


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
always-send VPNデータが送信されなくても、常にKeepAliveを送信します。 always-send 一定期間通信がなかった場合にDPDメッセージを送信します。
icmp ICMP を利用したKeepAlive を行います。 icmp 一定期間通信がなかった場合にDPDメッセージを送信します。
traffic-based 一定期間INBOUND SPIによる通信が発生せず、OUTBOUND SPIによる通信が発生した場合にのみHELLOを送信します(ICMP-Keepaliveのみ対象)。 traffic-based OUTBOUNDで一定期間通信あった場合にICMPメッセージを送信します。
disable KeepAlive機能を使用しません。 disable KeepAlive機能を使用します。


この設定を行わない場合

IKEv2のkeepalive(DPD)を行います。


設定モード

IKEv2ポリシー設定モード

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