forced disconnect packet

1日(24時間)で送受信を許可するパケット数を指定します。
送受信パケット数がここで設定した値を超えた場合は、現在接続中であれば切断し、以降の発信動作を停止します。
mail toコマンドを設定することにより、許容パケット数の90%に達したとき、および許容パケット数を超えたときに、メールで通知することできます。
forced disconnect cumulative-timeコマンドとは異なり、発信制限がかかると、自動では解除されません。
発信制限は、clear forced disconnect packet modemコマンドにより解除できます。

 ・現在の状況は、show limiter packet statusコマンドで確認できます。
 ・発信が制限されている場合は、clear forced disconnect packet modemコマンドで解除することができます。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
※回線接続中に設定を変更してrefreshした場合、タイマはそのまま保持されます。
  また、強制切断のタイマが設定値を超えていた場合、接続は強制的に解除されます。


設定例1 24時間の送受信パケット数を75000パケットに制限する

Router(config)#interface modem 1
Router(config-if modem 1)#forced disconnect packet 75000


コマンド形式

forced disconnect packet <上限パケット数>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
上限パケット数 1日(24時間)で送受信を許可するパケット数を指定します。offを指定することによりパケット数の制限が無くなります。

※このパケット数は、ルータ内部で算出している数値であり、目安です。
off
1〜4294967294
省略不可


この設定を行わない場合

送受信を許可するパケット数を制限しません。


参考

1パケットは、128バイトのユーザデータとして算出しています。


設定モード

モデムインタフェース設定モード


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