IPsec通信のスループットが大幅に向上しました。
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(1) |
IPsecでのスループットを大幅にアップしました。
暗号化、復号化の処理を実施するIPsecでのデータ転送で、最大約97Mbps(従来 約50Mbps)を実現しました。
特にVoIPでのデータ転送で使用されるショートパケット(※1)でも、従来の約2倍の転送能力を実現しています。
※1 ショートパケット
IPパケット長100bytesといった小さいデータ。
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下記の新規機能を追加いたしました。
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(1) |
ルータグループ化機能において、従来E30とのバックアップ連携のみでしたが、F100とのバックアップ連携が可能になりました。
設定モード |
コマンド |
redundancy router-groupモード |
router-group enable等 |
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(2) |
L3監視を行うIPアドレスとグループルータに対して通知するIPアドレスの設定を行うことができるようになりました。
設定モード |
コマンド |
redundancy pathcheck-listモード |
ip address |
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(3) |
IPsecのPhase1およびPhase2の暗号化アルゴリズムに、AESが選択できるようになりました。
設定モード |
コマンド |
crypto isakmp policyモード |
encryption |
基本設定モード |
ipsec transform-set |
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下記の変更を実施しました。
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(1) |
ipv6 routeコマンドで不要なオプションを削除しました。 |
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(2) |
ルータグループ化機能の待機状態にて、自装置からのICMPパケットが動作可能になりました。
上記の変更により、クループ化機能にてSAのICMP-KEEPALIVEが利用可能になりました。 |
*V01.14のファームウェアは公開中止としましたので、上記機能をご利用になる場合は、V01.15以降のファームウェアをお使い下さい。 |
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