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バージョンアップ

ご案内

ご提供中の各ファームバージョンに関する技術情報も、あわせてご確認ください。

目次

現在のご提供状況
ダウンロード
バージョンアップ方法
ファームウェア格納面について
FTPでバージョンアップする
(各項目からこの目次に戻るにはマークをクリックしてください。)

現在のご提供状況
 ファームウェア      


2004年11月16日以降にリリースされたファームウェアから、バージョン表示が変更になっています。詳しくはこちら

FITELnet-F80(リリースノート)
V01.01(03)(2007/02/13)    V01.01(02)(2007/01/15)   
V01.01(01)(2006/06/19)    V01.01(00)(2006/04/13)    V01.00(02)(2006/02/20)   
V01.00(01)(2005/11/07)    V01.00(00)(2005/08/31)   


バージョン2系(バージョン1系とはコンフィグが非互換となる部分があります)
FITELnet-F100(リリースノート)
V02.07(02)(2007/04/02)   V02.07(01)(2007/02/19)  
V02.07(00)(2006/12/04)   V02.06(00)(2006/10/02)   V02.05(02)(2006/09/19)  
V02.05(01)(2006/06/19)   V02.05(00)(2006/04/05)   V02.04(00)(2006/01/30)  
V02.03(00)(2005/11/07)   V02.02(00)(2005/08/31)    V02.01(01)(2005/07/07)  
V02.01(00)(2005/06/17)    V02.00(00)(2005/04/12)   

FITELnet-F1000(リリースノート)
V02.07(02)(2007/04/02)    V02.07(01)(2007/02/19)   
V02.07(00)(2006/12/04)    V02.06(00)(2006/10/02)    V02.05(02)(2006/09/19)   
V02.05(01)(2006/07/03)    V02.05(00)(2006/04/05)    V02.04(00)(2006/01/30)   
V02.03(00)(2005/11/14)    V02.02(00)(2005/08/31)    V02.01(01)(2005/07/07)  
V02.01(00)(2005/06/17)    V02.00(00)(2005/04/12)   


バージョン1系
FITELnet-F100(リリースノート)
V01.21(03)(2006/07/31)  V01.21(02)(2006/02/14)  V01.21(01)(2005/10/11) 
V01.21(00)(2005/06/30)  V01.20(00)(2005/03/31)  V01.19(02)(2005/03/07) 
V01.19(01)(2005/02/03)  V01.18(00)(2004/12/13)  V01.17(00)(2004/11/16) 
V01.16(2004/09/30)    V01.15(2004/09/06)    V01.14(2004/08/13)   
V01.13(2004/07/15)    V01.12(2004/05/31)    V01.11(2004/04/07)   
V01.10(2004/02/02)    V01.09(2003/12/24)    V01.08(2003/10/30)   
V01.07(2003/09/30)    V01.06(2003/09/19)    V01.05(2003/08/14)   
V01.04(2003/07/25)    V01.03(2003/07/04)    V01.02(2003/06/18)   
V01.01(2003/06/03)    V01.00(2003/05/01)   

FITELnet-F1000(リリースノート)
V01.12(02)(2006/07/31) 
V01.12(01)(2005/10/11)  V01.12(00)(2005/06/30)  V01.11(02)(2005/03/07) 
V01.11(01)(2005/02/03)  V01.10(00)(2004/12/13)  V01.09(00)(2004/11/16) 
V01.08(2004/09/30)    V01.07(2004/09/06)    V01.06(2004/08/13)   
V01.05(2004/06/21)    V01.04(2004/03/31)    V01.03(2004/02/02)   
V01.02(2003/12/24)    V01.01(2003/12/05)    V01.00(2003/10/30)   


(現在のファームウェアのバージョン確認方法)
●コマンド;

telnetもしくはコンソールで装置にログインします。
ユーザモードまたは特権ユーザモードで「show version」というコマンドを入力します。
Router#show version

 FITELnet-F100 BRI option
 MAC Address: 0080.bdf0.0b1c
 Hardware version: Ver 01.21-041403
 Firmware version: V01.00 042503
                  ^^^^^^^^ ←ここがバージョン情報
Router#

ダウンロード

 ご注意事項(必ずお読みください)      

●FTP専用アプリケーションで本FTPサイトからファームウェアをダウンロードする場合

必ず,バイナリモードでファームウェアをダウンロードしてください。また,自分のパソコンにダウンロードしたファームウェアのサイズと,FTPサイト上のファームウェアのサイズが同じかを必ず確認してください。

  1. この項目の下の「ダウンロード(ファームウェア)」から,装置名をクリックし,ダウンロードしたいバージョンのファームウェアの存在するディレクトリに移動します。
  2. ファームウェアをクリックし,自分のパソコンにダウンロードします。
    FTP専用アプリケーションでダウンロードする場合は,必ずバイナリモードでダウンロードしてください。
機種ファームウェアの名称
FITELnet-F80
F80.frm
FITELnet-F100
F100.frm
FITELnet-F1000
F1000.frm

 ダウンロード(ファームウェア)      


2004年11月16日以降にリリースされたファームウェアから、バージョン表示が変更になっています。詳しくはこちら

FITELnet-F80  〜現在の最新ファームウェアはV01.01(03)です〜


バージョン2系(バージョン1系とはコンフィグが非互換となる部分があります)
FITELnet-F100  〜現在の最新ファームウェアはV02.07(02)です〜
FITELnet-F1000  〜現在の最新ファームウェアはV02.07(02)です〜


バージョン1系
FITELnet-F100  〜現在の最新ファームウェアはV01.21(03)です〜
FITELnet-F1000  〜現在の最新ファームウェアはV01.12(02)です〜



バージョンアップ方法
ここでは,ファームウェアのバージョンアップ方法を記載します。

 ファームウェア格納面について      


FITELnet-F80/F100/F1000には、ファームウェアを格納するメモリが2つあります。(それぞれ「A面」「B面」と呼びます)

現在どちらの面から立ち上がることになっているかは、特権ユーザモードの「show file firmware」コマンドで確認できます。
このコマンドで「Active」と表示された面のファームウェアから立ち上がります。
(デフォルトでは、A面から立ち上がります)

	Router# show file firmware
	SIDE-A: VALID(Active)ID: WAKATO EXTID:XAF4 FIRM VER:V01.01 FILE VER:052803
	SIDE-B: VALID(Inactive)ID: WAKATO EXTID:XAF4 FIRM VER:V01.00 FILE VER:042503
	Router#

立ち上がる面を変更したい場合は、特権ユーザモードにて「boot firmware SIDE-*.frm (*はAまたはB)」コマンドを実行します。

	Router# boot firmware SIDE-B.frm
	Router#

この際、何も表示されずにプロンプトが出ますが、「show file firmware」コマンドで確認すると、以下のように、「Active」と表示された面が切り替わっていることがわかります。

	Router# show file firmware
	SIDE-A: VALID(Inactive)ID: WAKATO EXTID:XAF4 FIRM VER:V01.01 FILE VER:052803
	SIDE-B: VALID(Active)ID: WAKATO EXTID:XAF4 FIRM VER:V01.00 FILE VER:042503
	Router#

ファームウェアの更新は:
  • すぐに新しいファームウェアで運用を開始したい場合
    Activeな面に新しいファームウェアを書き込んでおき、装置(FITELnet-F80/F100/F1000)を再起動します。

  • しばらくは古いファームウェアで運用を続け、その後、新しいファームウェアに切り替える場合
    Inactiveな面に新しいファームウェアを書き込んでおきます。
    ファームウェアを切り替えるときに、特権ユーザモードにて「boot firmware SIDE-*.frm (*はAまたはB)」コマンドで、立ち上げる面を切り替えます。
    その後、装置(FITELnet-F80/F100/F1000)を再起動します。

FITELnet-F80/F100/F1000では、片面のファームウェアに問題があった場合、もう片面から立ち上がるようになっています。
新しいファームウェアに問題が無ければ、古いファームウェアが入っていた面にも新しいファームウェアを上書きしておくと、何らかの障害があったときに、どちらの面からでも同じファームウェアが立ち上がるので、より高い信頼性が確保できます。




 FTPでバージョンアップする      



パスワード設定のお願い

FITELnet-F80/F100/F1000にFTPでアクセスするためには、あらかじめ特権ユーザモードへ移行するためのパスワードが設定されている必要があります。(デフォルトでは設定されていません)

パスワードが設定されていない場合には、まず password enable コマンドで、特権ユーザモードへ移行するためのパスワードを設定してください。


(1)ディレクトリを移動します。
LAN上のPCのDOSプロンプトで,ファームウェアを保存してあるディレクトリに移動します。
ここでは、c:\tmp にファームウェアが保存してあるとして例示しています。
        C:\WINDOWS>cd ..
        C:\>cd tmp
        C:\tmp>

(2)FITELnet-F80/F100/F1000のLAN側のアドレスにFTPでアクセスします。
        C:\tmp>ftp 192.168.0.1
        Connected to 192.168.0.1.
        220- Wait a moment. Now checking firmware.
        220 FTP server ready.

(3)FITELnet-F80/F100/F1000にログインします。
ユーザ名は「root」,パスワードは特権ユーザモードへ移行するパスワードを入力します。
なお、login コマンドでログインIDを設定している場合は、ユーザ名にはログインIDを入力してください。
        User (192.168.0.1:(none)): root
        331 Password required for root.
        Password:*********      (←実際は何も表示されません)
        230 User root logged in.
        ftp>

(4)バイナリモードに移行します。
        ftp> bin
        200 Type set to I.
        ftp>

(5)ファームウェアを装置に転送します。
FITELnet-F80/F100/F1000には、ファームウェアを格納するメモリが2つあります。(それぞれ「A面」「B面」と呼びます)
ファームウェアを装置に転送する場合、どちらの面に転送するかにより、転送先ファイル名が異なります。(下表およびその下の転送例をご参照ください)

ファイル名は,大文字・小文字が区別されますので、ご注意ください。
<注意>
ファームウェアを装置に転送し終わるまでに30〜40秒かかります。
この間に装置の電源を切ると,装置が起動しなくなることがありますので,転送が終わるまでは装置の電源は切らないでください。


装置名 ファームウェア名 転送先ファイル名
A面に書き込む場合 B面に書き込む場合
FITELnet-F80
F80.frm
SIDE-A.frm
SIDE-B.frm
FITELnet-F100 F100.frm
FITELnet-F1000 F1000.frm
「put」コマンドに続けて、「ファームウェア名」、「転送先ファイル名」の順で指定します。
        ftp> put F100.frm SIDE-A.frm
        200 PORT command ok.
        150 Opening data connection for SIDE-A.frm (192.168.0.1,1750).
        226 Transfer complete.
        ftp: 2731224 bytes sent in 25.60Seconds 106.69Kbytes/sec.
        ftp>

(6)ファームウェアが正常に転送されたか確認します。
まず「ascii」コマンドでテキストモードに移行します。
次に「get FIRMINFO -」というコマンドを入力し,「SIDE-A」および「SIDE-B」が「VALID」になっていれば,ファームウェアは正常です。
また,「FIRM VER」でバージョンが更新されているかも確認してください。

*「VALID」でない場合,ファームウェアが正常に転送されていません。
 上記(4)の手順から再度やり直してください。
        ftp> ascii
        200 Type set to A.        
        ftp> get FIRMINFO -
        200 PORT command ok.
        150 Opening data connection for FIRMINFO (192.168.0.1,1751).
          SIDE-A: VALID(Active)ID: WAKATO EXTID:XAF4 FIRM VER:V01.01 FILE VER:052803
          SIDE-B: VALID(Inactive)ID: WAKATO EXTID:XAF4 FIRM VER:V01.00 FILE VER:042503
        226 Transfer complete.
        ftp: 156 bytes received in 0.00Seconds 156000.00Kbytes/sec.
        ftp>

(7)FTPを終了します。
        ftp> quit
        221 Goodbye.
        C:\tmp>

(8)装置を再起動します。
新しいファームウェアで装置を立ち上げるには、あらかじめ新しいファームウェアが入った面をActiveにしておいてから、電源OFF/ONまたはリセットコマンドにより装置を再起動します。
装置が遠隔地にあり、電源OFF/ONができない場合は、「RESET」という名前の0byteのファイルをFTPで装置に転送(テキストモードで)することにより装置を再起動することができます。




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