FITELnet-F1000 firm V01.11(01) 05/02/03 release
下記の新規機能を追加いたしました。

   
(1) ファームウェア/設定情報自動切り戻し機能をサポートいたしました。
使い方についてはこちら

設定モード コマンド
特権ユーザモード boot-backコマンド

下記の変更を実施しました。

(1) NATで使用するテーブル数を拡張いたしました。
従来は、2048エントリ(固定)でしたが、最大16384エントリ(設定により可変)となりました。

設定モード コマンド
基本設定モード ip nat max-sessionsコマンド
   
(2) 学習フィルタリングテーブル数を拡張いたしました。
従来は、2048エントリ(固定)でしたが、最大16384エントリ(設定により可変)となりました。

設定モード コマンド
基本設定モード ip stateful max-sessionsコマンド
   
(3) IPsecの、Phase1/Phase2のDelete送受信時、およびSAを削除した契機で、VPNログを出力するようにしました。
   
(4) QoSのクラシファイアとして、TCP/UDPポート番号が範囲指定となっているアクセスリストを指定することが可能になりました。
   
(5) NATテーブルや学習フィルタリングテーブルを管理するため、FURUKAWA-INFMGT-SYSTEM-RESOURCES-MIBをサポートしました。

下記の問題点を改修いたしました。

(1) IPv6の学習フィルタリング機能を使用した場合に、装置の再起動が起こるケースがありました。
   
(2) Point-To-Pointインタフェースにおいて、RIPv2が送信されない不具合がありました。
    
(3) OSPFエリアNSSAの設定を個別に削除することができない不具合がありました。
   
(4) ブロードキャストMACアドレス宛を、マルチキャストMACアドレスとして登録してしまう不具合がありました。このため、DHCPリレーエージェント機能が動作しない不具合がありました。
    
(5) SAを確立後、VPNピアから、本装置に対してTELNETでアクセスした場合に、応答が遅いケースがありました。
    
(6) Mode-configのオプションで、装置のバージョンを通知する機能に不具合があり、装置のバージョンを通知できないケースがありました。
    
(7) QoSを使用時に、キューにデータがたまると、CPU使用率が極度に高く表示される不具合がありました。
    
(8) Route-mapの、match-interfaceコマンドの動作に不具合がありました。
    
(9) show ip trafficコマンドで表示される、"ip packets forwarded”のカウンタ値に不具合がありました。
   
(10) 以下のカウンタMIBで、正常にカウントされない(カウントアップしないもしくは、2倍にカウントされてしまう)ケースがありました。
 ・ifInOctets
 ・ifInUcastPkts
 ・ifOutUcastPkts
 ・ifOutOctets
 ・ifOutUcastPkts
 ・ifOutNUcastPkts
   
(11) MIBの、"ifTableLastChange"が取得(get)できませんでした。
    
(12) MIBの、"ifLastChange"で取得できる値の単位に誤りがありました。仕様は1/100秒であるのに対し、本装置は単位を秒とする数値を返していました。
    
(13) インタフェースの状態変化があった場合でも、MIBの、"ifLastChange"の値が変更されない不具合がありました。
    
(14) MIBの、"ipv6IfLastChange"と、"ipv6IfOperStatus"が、連動していない不具合がありました。
   
(15) LinkUP/LinkDOWNのトラップの、IfIndexの値が不正でした。
   
(16) F1000が生成した経路の削除LSAが繰り返し送出される不具合がありました。
   
(17) ログ情報にスペルミスがありました。SAの監視のための、ICMP KeepAliveがエラーした場合に、"Icmp send erorr"と表示されていました。
   
(18) コマンドでの設定にて、以下の不具合がありました。

(1)"ip nat pool <pool名>"で同じpool名が複数登録できてしまう。
(2)"ipv6 route"で複数のdistance値が登録できてしまう。
(3)"ipv6 prefix-list (1-99)"で番号順にソートされない。
(4)"(config-bgp)aggregate-address"で"summary-only"有無が両方登録できてしまう。
(5)"distance bgp"が複数登録できてしまう。
(6)(BGPサービス設定モードの)"network"で"backdoor"有無が両方登録できてしまう。
(7)(key-chainモードの)"key (0-2147483647) accept-lifetime"が同一番号で複数登録できてしまう。
(8)(key-chainモードの)"key (0-2147483647) key-string"が同一番号で複数登録できてしまう。
(9)(key-chainモードの)"key (0-2147483647) send-lifetime"が同一番号で複数登録できてしまう。
(10)(OSPFサービス設定モードの)"summary-address"で"not-advertise"や"tag"等が複数登録できてしまう。
   
(19) VRRPのBackup状態の装置からMaster状態の装置の仮想IPアドレス宛に、一時的に通信ができなくなる不具合がありました。
   
(20) route-map設定モードにおいて、無効なコマンドである"on-match goto"および"on-match next"が入力できてしまう不具合がありました。
   
(21) (Route-map設定モード)の"set ip next-hop"コマンドで、RIPv2のネクストホップを指定しても有効にならない不具合がありました。

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