私が古河電工を選んだ理由は2つあります。ひとつは、お会いした社員の方がとても楽しそうに仕事の話をしていたこと。もうひとつは、ここなら長く働けそうだと感じたことです。そして、子育てをしながら働いている社員も非常に多いと知って、自分が働くイメージが湧いたのが入社の決め手になりました。

千葉工場の人事総務として、社員の採用、教育、労働時間の管理など人事管理全般の業務を担当しています。「製造現場で働く従業員」を採用するために説明会や工場見学の企画運営を行ったり、人事異動の案内をしたり、各事業所の人事と連携を取って、繁忙の製造現場へ他事業所からの応援を要請することも私たちの仕事です。従業員をはじめ、求職者である学生や労働組合、別事業所の人事との関わりが多く、たくさんの人とコミュニケーションを取って仕事を進める面白さがあります。

「ここまでいろいろな業務を任せてもらえるんだ！」。これが入社1年目の実感です。メインとなる労働時間の管理や社員の採用・教育業務のほかに、高校生に向けて工場見学の案内もしています。入社式などイベントの準備に、事業所の年間カレンダーの作成と、挙げたらきりがないほど、たくさんの業務に携わっています。覚えることもたくさんあり、大変だと思う時もありましたが、入社からずっと新鮮な気持ちで日々を過ごしています。

昨年の採用活動を通して出会った学生たちが今年入社して、楽しそうに働いている姿を見られた瞬間は嬉しかったですね。去年、事業所のある千葉県内だけでなく、鹿児島県の高校にも訪問し、説明会を行い、工場見学を運営したのですが、頑張ってよかったなと思えました。人事って、本当にたくさんの人と関わり合える。採用では学生たちと直接触れ合いますし、労政業務では工場のみなさんほぼ全員と何らかの形で関わっている。だから、感謝される機会もすごく多いです。みなさんのためにもっと頑張ろう！そう思えます。

「とにかくやってみる」。これは、仕事をする上で、私が大切にしていることです。人事の仕事は幅広いからこそ、やってみなくちゃわからない。やってみて印象が変わることもあるし、見えなかったやりがいが見えることもある。だからこそ、今は目の前のことに必死に取り組む時期なのかなと思います。今年で入社2年目、去年よりは少しできることが広がって、見える景色も変わってきました。でも、新しい業務に出会える機会はまだたくさんある。初めてのことに挑戦しようという気持ちは持ち続けていきたいと思います。

将来のキャリアプランは、まだ具体的に固まっていませんが、人事としての業務をより深く知っていくことが今の目標です。普段お世話になっている先輩がいるのですが、その先輩のように何でもこなせる人間になっていきたい。工場の方からの質問には何でもすぐ答えられるし、後輩の面倒見も良い尊敬できる先輩です。私はまだ知識も足りないし、レスポンスが遅れてしまうこともある。とにかく今は、勉強あるのみですね。