通線性と省施工性に優れた
塩ビ製電力ケーブル保護管
再エネ地中送電の特別高圧ケーブル対応

理想的な
曲げ線形を形成
重量が従来塩ビ管の1/3
直管4mタイプ
塩ビ素材と構造による
強靭性
塩ビ製電力ケーブル保護管「SFVP®」6つの特長
通線性と省施工性を両立させた塩ビ製電力ケーブル保護管「SFVP」を開発しました。
採用実績が豊富なエフレックスの「施工しやすさ」と再エネ送電路に求められる「強度」、「通線性」を兼ね備えたケーブルメーカーが考え抜いた電力ケーブル保護管です。
コストメリットの高いSFVPを再エネ導入の普及促進に、ぜひお役立てください。
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通線性 曲げ剛性が高い
ケーブル通線張力の低減に貢献します
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通線性 内径を拡大
(呼び径+10mm)管選定の際のサイズダウン=コストダウンに貢献します
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通線性 静摩擦係数が低い
ケーブル通線張力の低減に貢献します
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省施工性 重量が従来と比べ
約1/3と軽量運搬、設置作業の省力化に貢献します
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省施工性 曲管が不要
施工も現地合わせで部材拾い出しが容易です
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省施工性 長さ調整加工も
ラクラク施工時間低減に貢献します
通線性
曲げ剛性が高く、整直復元力により局所曲りを抑制
ケーブル通線張力の低減に貢献します
SFVPなら、適度な曲げ剛性で局所曲げを抑制し、ケーブル通線時の不通過リスクを回避できます。
直線部は整直に、曲がり部は反発で緩やかな曲げ半径になり理想的な線形を形成、通線張力を低減します。
管敷設作業の標準化と施工管理業務軽減で作業者人手不足解消に貢献します。


通線性
内径を拡大(呼び径+10mm)
管選定の際のサイズダウン=コストダウンに貢献します
SFVPなら、呼び径+10mmで、側圧・張力計算値を低減します。

(単位mm)
呼び径 | φ 130 | φ 150 | φ 200 |
---|---|---|---|
内径 | 140 | 160 | 210 |
外径 | 164 | 191 | 256 |
通線性
静摩擦係数が低い
ケーブル通線張力の低減に貢献します
SFVPなら、従来の塩ビ製電力ケーブル保護管と比較して低い静摩擦係数を実現します。
呼び径 | 従来塩ビ管 | SFVP |
---|---|---|
φ 150 | 平均0.6以下 | 平均0.45以下 |
(注)
弊社実験値(20℃条件)
CVTケーブル 10回測定の平均値(最大最小除く)
省施工性
重量が従来の塩ビ製電力ケーブル保護管と比べ、約1/3と軽量
運搬、設置作業の省力化に貢献します
SFVPなら、1本4m(φ200でも16kg/本)なので、小運搬や掘削溝への荷下ろしも人力で容易に行えます。重機等でまとめて吊っても、パイプ両端が垂れず取り回しよく荷下ろしできます。
重量比較
呼び径 | 従来塩ビ管 (kg/m) |
SFVP (kg/m) |
重量比 (SFVP/従来塩ビ管) |
---|---|---|---|
φ 130 | 5.9 | 2.0 | 33% |
φ 150 | 7.7 | 2.3 | 30% |
φ 200 | 13.6 | 4.0 | 29% |



省施工性 曲管が不要
SFVPなら、曲げ施工は本管曲げで対応できます。
施工も現地合わせで部材拾い出しが容易。
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作業のメリット
曲管の現場組立・事前発注不要
現場での曲管の本数管理が不要 -
設計のメリット
数量拾出し、管割り図の工数低減
従来塩ビ管 | SFVP | |
---|---|---|
曲管 | 必要 | 不要 |
曲管の数量拾出し | 必要 | 不要 |
管割り図 | 必要 | 必要 |
製品特性
電線共同溝マニュアルとJIS C 3653に適合した管路です。
項目 | 要求性能 | 結果 | 合否 | ||
---|---|---|---|---|---|
強度 | 圧縮強度 | 規定の圧縮荷重に対して、 変形率3.5% 以下であること(JIS C 3653) |
変形率3.5%以下 | 合格 | |
偏平試験(注) | 外径の1/2まで圧縮し、割れ・ヒビが発生しないこと | 異常なし | 合格 | ||
水密性 | 継手部水密 | 外水圧0.05MPa× 5分間漏水なし | 10分間漏水なし | 合格 | |
導通性 | 静摩擦係数(注) | 最大0.9、平均0.8 以下 | 平均0.45以下 | 合格 | |
耐衝撃性 | スコップ衝撃(注) | 温度0、60℃条件、 スコップ先端が管路内に露出しないこと |
露出なし | 合格 | |
難燃性 | 規定時間接炎後、 30 秒以内に自消すること(JIS C 3653) |
30秒以内に自消 | 合格 | ||
耐震性(注) | 管路材長が1% 伸縮したとき、 継手に亀裂・その他有害な欠点ないこと |
異常なし | 合格 | ||
耐熱性 | ビカット軟化試験(注) | ビカット軟化温度80℃以上であること (JIS K 7206 B-50 法による) |
80℃以上 | 合格 |
(注) 参考特性であり、保証値ではありません。
製品ラインナップ

呼び径 | 品番 | 外径 (mm) |
内径 (mm) |
全長 (mm) |
参考質量 (kg/ 本) |
---|---|---|---|---|---|
φ 130 | SFVP-130 | 164 | 140 | 4,000 | 8 |
φ 150 | SFVP-150 | 191 | 160 | 4,000 | 9 |
φ 200 | SFVP-200 | 256 | 210 | 4,000 | 16 |
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接着式直線継手
継手部での屈曲リスクを軽減 -
ヤリトリ継手
MH間の長さ調整用部材 -
接着式ロングベルマウス
対応壁厚150mm以下に対応 -
異種管継手
エフレックス®他異種管への変換用 -
2連スペーサ(開発中)
離隔管理に最適、曲げ線形固定にも対応
ARで製品を見る
SFVP現場配置のイメージができます
ARで製品の質感や大きさを体感いただけます。
スマホをかざすだけで現場での収まりを確認することができます。
ARとはAugmented Reality(拡張現実)の略です。
(注) スマートフォンのみでご利用いただけます。
(注) AR画像は実際の製品の色と異なります。

関連リンク
作業負担の軽減、工期の短縮が実現できる!

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