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 FITELnet-E30 firm V02.00 02/04/17 release  
−−−−FITELnet-E30ファームウェアV01.09からの変更点−−−−

SNMPv1セキュリティ問題に対応しました。

下記の新規機能を追加いたしました。

(1) FITELnet-F40との組合せでIPsec冗長構成をサポートいたしました.
(2) インターフェース毎にNATの設定ができるようになりました.
    対象コマンド;
    nat
    natstatic

    例えば,isdn1はインターネット接続を行うため「natp」を使用,isdn2はLAN間接続で「nat」とNATスタティックを使用する場合.
    conf#nat group=1 natp if=isdn1  ←グループ1はisdn1でnatp
    conf#nat group=2 nat if=isdn2   ←グループ2はisdn2でnat
    conf#natstatic group=2 add local=192.168.0.10 global=192.52.150.1
                                    ←グループ2のnatを使用してスタティック
    


下記の問題点を改修いたしました。

(1) ログインIDを設定したconfファイルをftpで他のFITELnet-E30/20に移すと,ログインIDまで引き継がれてしまい,前のログインIDではログインできなくなってしまう.

(2) 学習IPフィルタリング機能を使用した場合,FITELnet-E30のLAN側に接続された機器からのデータでは正しく機能するが,FITELnet-E30自身から出した自局あてのデータがfilterされてしまう.

(3) IPフィルタリング機能がoff(iprouting filtering=off)の場合,学習IPフィルタリング機能が使用できない.

(4) NATの設定で,ルータ自身のLAN側のIPアドレスをグローバルアドレスに変換するようなNATスタティックを登録している場合,そのグローバルアドレスに対して,telnet,ftpができない.

(5) displayコマンドにて,bridging,bridgeis,stbridgeが表示されない.

(6) NATエンハンス時のSELFBACKUPでのif切り替え時,natpテーブルクリアが不完全.

(7) FITELnet-F40とFITELnet-E30の冗長構成で,FITELnet-E30のISDN回線を手動接続すると,バックアップ対象パケットを中継してしまう.

(8) i・ナンバー3対応時,3番目の番号を追加してもコンソール上で設定内容が表示されない.

(9) reset -dを実行し,工場出荷時設定に戻したとき,エラーログが記述される.

その他,いくつかの不具合を改修いたしました.

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