syslog facility

ログ情報をSYSLOGで通知する際のファシリティコード番号(0〜23)を設定します。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 SYSLOGのファシリティ値を”local0"に設定する

Router (config)# syslog facility 16


コマンド書式

syslog facility <ファシリティコード番号>
ファシリティコード番号については、こちらを参照してください。


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
ファシリティコード番号 SYSLOGのファシリティ値を指定します。 0〜23 省略不可


この設定を行わない場合

ファシリティコード番号1になります。


SYSLOGのファシリティとは?

SYSLOGのファシリティとは、ログメッセージの種類を表します。
一般的には、どのような状況でログが発生したかを表す番号として指定されます。
RFC3164では、以下のように規定されています。(OSにより捕らえ方が同じように見えるファシリティ値もあります)
コード番号 ファシリティ コード番号 ファシリティ
0 kernel message 12 NTP subsystem
1 user-level messages 13 log audit
2 mail system 14 log alert
3 system daemons 15 clock daemon
4 security/authorization messages 16 local use 0 (local0)
5 messages generated internally by syslogd 17 local use 1 (local1)
6 line printer subsystem 18 local use 2 (local2)
7 network news subsystem 19 local use 3 (local3)
8 UUCP subsystem 20 local use 4 (local4)
9 clock daemon 21 local use 5 (local5)
10 security/authorization messages 22 local use 6 (local6)
11 FTP daemon 23 local use 7 (local7)
SYSLOGを通知した場合、サーバ側ではファシリティ毎に保存するファイルを変えるというような運用方法も可能となります。


設定モード

基本設定モード

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