ip address

L3監視を行なう相手のIPアドレスを設定します。
実際に通信を行なう先のサーバや途中のルータなど、経路監視に有効なホストを指定してください。


設定例1 L3監視を行なう相手のIPアドレスを192.168.100.100とする

Router(config)#redundancy pathcheck-list 1
Router(red-pathcheck-list 1)# ip address 192.168.100.100


コマンド書式

ip address <宛先IPアドレス> [target <接続先アドレス>]


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
宛先IPアドレス L3監視を行なう相手のIPアドレスを設定します。 IPv4アドレス形式 省略不可
接続先アドレス L3監視を行うIPアドレスとグループルータに対して通知するIPアドレスの設定します。 IPv4アドレス形式 宛先IPアドレスと同じアドレスになります。
※IPsec通信を行う場合はVPNピアのIPアドレスを指定します。
 その際は、source-interfaceコマンドでインタフェースにLANを指定しないで下さい。


この設定を行わない場合

冗長機能は使用できません。


L3監視とは?

通信を行なう宛先に対してLayer3のパケット(具体的にはICMP Echoを利用している)を送信し、応答のある/なしで、障害を認識する機能です。
冗長機能では、経路の障害がバックアップ経路に切り替えるトリガーとなりますので、L3監視を行なう必要があります。


設定モード

冗長機能設定モード

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