設定例 > 電子メールの送信(IPv4) |
3.電子メールの送信(IPv4) |
本装置に対して、TELNETやFTPでアクセスする際、パスワードを規定回数以上誤った場合、不正アクセスとみなし、指定した宛先に電子メールにて通知する機能です。
送信される電子メールの書式は、こちらを参照してください。
設定内容 | 設定モード | 設定コマンド名 | 設定項目 | 入力値 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
LAN側IPアドレス | LANインタフェース設定モード | ip address | LAN側IPアドレスサブネットマスク | 192.168.0.1 255.255.255.0 |
設定例1を参照 |
電子メール送信の各種設定 | 基本設定モード | mail to | 電子メールの宛先メールアドレス | admin@xxxxx.co.jp invader | |
mail from | メールの送信元アドレス | F120@xxxxx.co.jp | |||
mail server | SMTPサーバのIPアドレス | 192.168.0.150 |
<コマンドによる設定>(!の行はコメントです。実際に入力する必要はありません。) この設定を適用したい方は
! ! ! LAN側IPアドレスを設定します(設定例1を参照)。 ! Router> enable Enter password: super ←パスワードを入力します。(実際は表示されない) Router# Router# configure terminal Router(config)# Router(config)# interface lan 1 Router(config-if lan 1)# Router(config-if lan 1)# ip address 192.168.0.1 255.255.255.0 Router(config-if lan 1)# exit ! ! ! 電子メール送信の各種設定をします。 ! Router(config)# mail to admin@xxxxx.co.jp invader Router(config)# mail from F120@xxxxx.co.jp Router(config)# mail server 192.168.0.150 ! ! ! 特権ユーザモードに戻ります。 ! Router(config)# end ! ! ! 設定を保存します。 ! Router# save SIDE-A.cfg % saving working-config % finished saving Router# ! ! ! 設定を有効にするために再起動します。 ! Router# reset Are you OK to cold start?(y/n) y |
【不正アクセスの場合】
Subject:[RAAS] Illegal Connect Request on FITELnet-F120(装置のIPアドレス)
SysDescr 装置名称 バージョン IP Address 装置のIPアドレス Application 不正アクセスを検知したアプリケーション Sender 不正アクセスを行なったホストのIPアドレス Time 不正アクセスを受けた時間
【冗長機能の到達不能/復旧の場合】
Subject:[RAAS] Pathcheck Error on FITELnet-F120(装置のIPアドレス)
[1] Layer3監視のシーケンス番号 pathchkipaddrr Layer3監視先のIP アドレス(設定値)を表示します。 status Layer3監視経路の状態を表示します。経路に問題がない場合は"Normal"、経路に問題がある場合は"Error"と表示されます。 fail 経路の障害とみなすパケット数(設定値)のうち、いくつのパケットを受け取れなかったかを表示します。
上記画面例では、4つのパケットを受け取れなかった場合に障害とみなすという設定に対し、現在2つのパケットを受け取れていないことを意味します。success 障害復旧とみなすパケット数(設定値)のうち、いくつのパケットを受け取れたかを表示します。
上記画面例では、10個のパケットを受け取れた場合に障害復旧とみなすという設定に対し、現在3つのパケットを受け取れていることを意味します。route このLayer3監視パケットのNextHop(設定値)を表示します。 Ping Trial 1 回のLayer3監視で送信するパケットの個数(設定値)を表示します。 Path Chk Interval 経路監視パケットの定期送信間隔を表示します。 PathChkcount いくつのL3監視パケットの応答を、受け取れなかった場合に、経路の障害と判断するかの個数を表示します。 RestChkInterval
経路異常時の経路監視パケットの定期送信間隔を表示します。 RestChkcount 経路の障害時に、いくつのL3監視パケット(応答)を受け取れた場合に、経路の障害が復旧したと判断するかの個数を表示します。 backup network バックアップを利用するデータの情報を表示します。 destination 宛先アドレス(範囲)を表示します。 1st/2nd メイン経路のインタフェース/バックアップ経路のインタフェースを表示します Time 冗長機能のステータス変更時刻
【時刻指定リセット機能の場合】
Subject:[RAAS] Auto Reset on FITELnet-F120(装置のIPアドレス)
SIDE-A/SIDE-B SIDE-A.frm、SIDE-B.frmの情報
VALID/INVALID:使用可能/仕様不可(壊れている)
ACTIVE/INACTIVE:使用中のファームウェア/待機中のファームウェア
各ファームウェアのバージョン情報SIDE-A/SIDE-B SIDE-A.cfg、SIDE-B.cfgの情報
ACTIVE/INACTIVE:使用中の設定情報/待機中の設定情報
LAST SAVE:最後に保存された日時reset at 次に起動する時間・適用ファームウェア・適用設定情報
【モバイル自動切断機能の場合】
Subject:[RAAS] packet limiter: alerted-90/bombarded on FITELnet-F120(装置のIPアドレス)
SysDescr 装置名称 バージョン IP Address 装置のIPアドレス Interface Mobile 1 Configuration 上限パケット数 Status 作動(bomberd) or 警告(Alert) Time 到達不能/復旧を検知した時間
なお、電子メールの差出人(From:)は、いずれのケースでも、"Router Auto Administration System"となります。