LANの各ポート(1〜8およびhost)からの受信フレームの優先度を設定します。
priority 802.1p threshold設定で設定した値以上のポートからのフレームは優先、priority 802.1p threshold設定で設定した値未満のポートからのフレームの場合は非優先として取り扱います。
802.1pのクラシフィケーションを同時に設定している場合は、本設定が優先となります。
refreshコマンド後に有効になるコマンドです。
Router(config)#line lan
Router(config line lan)#priority 1 port-priority 4
priority {<1-8> | <host>} port-priority <802.1p値>
パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値 <1-8> | host 受信フレームの優先度を設定するLANポートを指定します。
1〜8 物理ポートを指定 host 内部ポートを指定 1〜8
host省略不可 802.1p値 802.1Q VLANタグがついていなかった場合の802.1p値を指定します。 0〜7 省略不可
受信したポートでのQoSは行いません。
常に非優先となります。
802.1p値は、優先度を0〜7で指定することができます。
802.1pのプライオリティレベルは、以下8段階に規定されています。
優先度 802.1p値 プライオリティレベルの内容 高い
↑
↑
↑
↑
↓
↓
↓
↓
低い7 予約 6 会議型の音声 5 会話型マルチメディア 4 制御を必要とするアプリケーション 3 クリティカルアプリケーション 2 標準的なストリーム 1 バックグラウンド 0 ベストエフォート
Ethernet設定モード