ip rip authentication key-chain

key chain設定で設定したkey-chain名を指定し、インタフェースのRIP2のパスワード制御を行ないます。
key chain設定では、keyフレーズ/key-chainが有効な時間帯を指定することができます。 →key chain設定の詳細はこちら
この設定が異なるルータとは、RIP2での経路交換を行なうことができません。

refreshコマンド後に有効になるコマンドです。


設定例1 PPPoE#1インタフェースで、RIP2の認証で使用するkeyに、"key-rip2"を使用する

Router(config)#interface pppoe 1
Router(config-if pppoe 1)#ip rip authentication key-chain key-rip2


コマンド書式

ip rip authentication key-chain <key-chain名称>


パラメータ

パラメータ 設定内容 設定範囲 省略時の値
key-chain名称 key chainコマンドで指定したkey-chain名称 - 省略不可


この設定を行わない場合

RIP2の認証を行なうことはできません。


RIP2とは?

RIP version 2は、距離ベクタアルゴリズムをもつ、経路制御プロトコルです。
RIP version 1とは、以下の点が異なります。
 ・送信する際の宛先アドレスがマルチキャスト(224.0.0.9)
 ・サブネットマスク情報を通知することができる
 ・NextHopを通知することができる
 ・認証データを通知することができ、認証データが異なるルータからの経路情報は有効としない。


設定モード

各インタフェース設定モード

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