下記の新規内容に対応いたしました.
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(1) |
V03.05からSNMPパケットの送信元アドレスを,FITELnet-F40のSNMP送信インタフェースアドレス・LANアドレスから選択できるようになりました.今回,さらにエージェントアドレスについてもSNMPパケットの送信元アドレスとしました. |
(2) |
TCPパケット・TCPオプションのMSS値を変更できるように,mssコマンドを追加しました.
(従来)
平文・PPPoEでLAN→WANへルーティングするパケットについては,MSS=mtu-40bytesに変更していました.その他の条件では,MSSの変更は行っていませんでした.
(V03.06)
平文or IPsec,PPPoE or nonPPP(wan=manual,dhcp),LAN→WAN or WAN→LANに関わらず,MSSを設定値に変更できるようになりました.
※平文・PPPoEでLAN→WANへルーティングへのケースでのデフォルト値に変更はありません.
※nonPPP(wan=manual,dhcp)の場合,従来ではMSSの変更を行っていなかったので,V03.06にアップするとMSS=1414に変更されます.転送スピード等で変化が感じられる場合は,mssコマンドでewan=off(MSSを変更しない)に設定してください. |
(3) |
装置(コンソール)からpingする場合,ソースアドレスは従来はWANインタフェースのアドレスでしたが,今回LANインタフェースアドレスにできる設定を追加しました. 対象コマンド:ping
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(4) |
DHCPリレーエージェント機能で、パケットのソースアドレスは従来はWANインタフェースのアドレスでしたが,今回LANインタフェースアドレスにできる設定を追加しました. 対象コマンド:dhcprelay
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(5) |
presharedkeyが設定されている場合に,displayコマンドで設定一覧を表示させる際,vpnpeerコマンドで“key=”と表示するようになりました.実際のpresharedkey内容は表示されません.
presharedkeyが設定されていない場合は,従来通り“key=”は表示されません. |
下記の問題点を改修いたしました.
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(1) |
コンソールから対向ルータまたはLAN上に設置している装置宛にpingコマンドでICMPパケットを打った場合に,SNMP managerでICMP送信requestをカウントするMIB情報を採取しても,カウントされていない. |
(2) |
natstaticの範囲及びnatrangeの範囲に,VPN-NATのNATP(マスカレード)するアドレスが含まれると,装置resetする場合がある.
※上記条件で装置resetは発生しない場合でも,通信は正常にできません.natstaticの範囲及びnatrangeの範囲に,VPN-NATのNATP(マスカレード)するアドレスが含まれないようにご注意ください. |
(3) |
装置のHUBに複数の端末が接続されている状態で,1つの端末の電源をON/OFFさせると,LAN1〜4のLEDが全消灯状態となることがある.(※通信には影響ありません) |
(4) |
unicastrip・manager・pathchktableコマンドのヘルプ表示の記述に間違いがある.
- unicastrip
誤:srcaddr=[normal|lanaddr]
正:srcaddr={normal|lanaddr}
- manager,pathchktable
誤:srcipaddr=[normal|lanaddr]
正:srcipaddr={normal|lanaddr}
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その他,いくつかの不具合を改修いたしました.
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