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バージョンアップ

目次

現在のご提供状況
ファームウェア
ダウンロード
バージョンアップ方法
WEB画面からバージョンアップする
FTPでバージョンアップする
(各項目からこの目次に戻るにはマークをクリックしてください。)

現在のご提供状況
 ファームウェア      
FITELnet-F40(リリースノート)
V03.16(2008/10/29)   V03.15(2005/10/11)   V03.14(2005/05/31)  
V03.13(2005/03/14)   V03.12(2004/04/14)   V03.11(2003/11/14)  
V03.10(2003/07/10)   V03.09(2003/03/27)   V03.08(2003/02/12)  
V03.07(2002/10/31)   V03.06(2002/10/04)   V03.05(2002/09/02)  
V03.04(2002/08/07)   V03.03(2002/07/02)   V03.02(2002/06/07)  
V03.01(2002/05/13)   V03.00(2002/03/25)   V02.02(2002/03/07)  
V02.01(2002/02/08)   V02.00(2002/02/04)   V01.02(2002/01/14)  
V01.01(2001/12/14)  


(現在のファームウェアのバージョン確認方法)
●WEB設定画面;

[インフォメーション]→[装置について]
バージョン確認画面1

もしくは,ブラウザの左上に表示されています。
バージョン確認画面2

●コマンド;

telnetもしくはコンソールで装置にログインします。「here」というコマンドを入力します。
#here
description: FITELnet-F40 A V01.00 2001.11.23 (00:80:bd:13:00:70)
node       :       ^^^^^^^^ ←ここがバージョン情報
manager    :
location   :

ダウンロード

 ご注意事項(必ずお読みください)      

●システムファームウェアを装置にPUTする場合

転送を開始するまでに20〜30秒かかります。これは、装置側で、転送されてきたファイルが正しいのかの判断や、書き込みの準備をしている時間です。この時に装置の電源をOFF/ONすると、装置が起動しなくなることがありますので、転送が終わるまでは装置の電源に触らないでください。
また、ファームウェアの転送に失敗していると装置のリセット後装置が起動しなくなることがありますので、必ずファームウェア情報をGETして内容を確認してください。転送に失敗しファームウェア情報に異常があった場合は,そのまま装置の電源を切らずに再度ファームウェアの転送を行ってください。

→装置が起動しなくなった場合はこちら
    ファームウェアの入手方法については,サポートデスクにお問い合わせください。
機種ファームウェアの名称
FITELnet-F40
F40FIRM

 ダウンロード(ファームウェア)      



バージョンアップ方法
ここでは,ファームウェアのバージョンアップ方法を記載します。

 WEB画面からバージョンアップする      


(1)WEB画面の左のメニューから「ファイル転送」を選択します。

バージョンアップ画面1

(2)「ファイル転送」のメニューで「ファームウェアをアップデートする」を選択します。

バージョンアップ画面2

(3)「参照」をクリックし、PCに保存してあるファームウェアを選択し、「アップデート」をクリックします。

バージョンアップ画面3
<注意>
ファイル転送には約2分かかりますが、転送中WEB画面上には変化がありません。この間WEB画面を戻したり、終了したりすると装置が起動しなくなることがありますので、下記のメッセージが表示されるまでは、絶対に画面を戻したり終了したりしないで下さい。
ファイル転送完了画面
→装置が起動しなくなった場合はこちら
<注意>
上記「ファームウェアのアップデートが完了しました」のメッセージが表示されない場合は、装置の再起動や電源のoff/onは決して行わないでください。
再度上記(1)の手順から行ってください。
<注意>
アップデート失敗等で装置内ファームウェアの状態が正常でない場合は、装置を再起動することができません。画面の「注意!」を読んで、ファームウェアの状態を確認後、装置を再起動してください。
注意画面


(4)WEB画面の左のメニューから「装置の再起動」を選択します。


(5)「装置を再起動する」のボタンをチェックし、「送信」をクリックします。
再起動画面
→装置が起動しなくなった場合はこちら

 FTPでバージョンアップする      


(1)ここではPCのDOSプロンプトからFTPする方法を記載します。
  LAN上のPCのDOSプロンプトで,ファームウェアを保存してあるディレクトリに移動します。
	C:\WINDOWS>cd ..
	C:\>cd tmp
(2)FITELnet-F40のLAN側のアドレスにFTPでアクセスします。
	C:\tmp>ftp 192.168.0.1
	Connected to 192.168.0.1.
	220- Wait a moment. Now checking firmware.
	220 FTP server ready.
(3)ユーザ名は「root」,パスワードはコンフィグレーションのパスワードを入力します。
	User (192.168.0.1:(none)): root
	331 Password required for root.
	Password:*********	(←エコーバックされません)
	230 User root logged in.
<注意>
パスワードが設定されていないと,FTPはできません。
(4)バイナリモードに移行します。
	ftp> bin
	200 Type set to I.
(5)ファームウェアをPUTします。PUTする際のファイル名は,かならず大文字で指定します。
<注意>
システムファームウェアを装置にPUTする場合,転送を開始するまでに20〜30秒かかります。これは装置側で,転送されてきたファイルが正しいのかの判断や,書き込みの準備をしている時間です。 この時に装置の電源をOFF/ONすると,装置が起動しなくなることがありますので,転送が終わるまでは装置の電源に触らないでください。

→装置が起動しなくなった場合はこちら

装置名 ファイル名
FITELnet-F40
F40FIRM
	ftp> put
	Local file F40FIRM
	Remote file F40FIRM
	200 PORT command ok.
	150 Opening data connection for F40FIRM (192.168.0.1,1750).
	226 Transfer complete.
	ftp: 1533744 bytes sent in 58.00Seconds 26.44Kbytes/sec.
(6)ファームウェアが正常に転送されたか確認します。
「get FIRMINFO -」というコマンドを入力し,「SIDE-A」が「VALID」になっていれば,ファームウェアは正常です。
また,「FILE VER」でバージョンが更新されているかも確認してください。
(「SIDE-A」が「VALID」でない場合,ファームウェアが正常にアップされていません。
上記(5)の手順から再度行ってください)
	ftp> get FIRMINFO -
	200 PORT command ok.
	150 Opening data connection for FIRMINFO (192.168.0.1,1751).
	  SIDE-A: VALID
	      ID: WAKATO
	   EXTID: XAF4
	FIRM VER: V01.00
	FILE VER: 112301
	226 Transfer complete.
	ftp: 87 bytes received in 0.00Seconds 87000.00Kbytes/sec.
(7)FTPを終了します。
	ftp> quit
	221 Goodbye.
	C:\tmp>
(8)電源OFF/ONまたはリセットコマンド,WEB設定画面より装置を再起動します。
再起動後,新しいファームウェアが有効です。装置が遠隔地にあり電源OFF/ONができない場合は,
「SYSRESET」という名前の0byteのファイルをFTPでPUTすることにより装置を再起動することができます。

→装置が起動しなくなった場合はこちら


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■ファームウェアバージョンアップに失敗し、装置(FITELnet-F40)が起動しなくなったケースでの対処方法■

FITELnet-F40では、バージョンアップに失敗したケースなど、ファームウェアが正常な状態でない場合に、バックアップファームウェアで起動します。
このバックアップファームウェアでの起動した状態で、正規のファームウェアを再度PUTすることにより、バージョンアップを完了することができます。

ご注意事項必ずお読みください。
バックアップファームウェアで起動している場合、以下の制限があります。
  • FTPサーバ機能が使用できます。(F40FIRM、F40CONF、各種ログ、FIRMINFO)をFTPクライアントからPUT、GETできます。
    装置のTELNETサーバ機能及びWWWサーバ機能(WEB画面での操作)は使用できません。
  • EWAN側は通信できません。LAN側のみ通信することができます。
  • バックアップファームウェア起動時のLANのIPアドレスは、バージョンアップ前に設定されていたLAN のIPアドレスになります。
  • LANのIPアドレスを変更する場合は別途、コンソールケーブルが必要になります。
    LANのIPアドレス変更方法はこちらをご参照ください。
    なお、変更した場合はバージョンアップを完了した後も、そのIPアドレスに設定されております。バージョンアップ後に、適正なIPアドレスに再変更してください。
バックアップファームウェアで起動していることの確認
装置前面LEDが以下の状態になっています。
  • 「POWER」「SYSTEM」「CHECK」ランプが点灯
また、コンソール画面では以下のように表示されます。
	=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
	_/_/ Small Firm Version F1.00 _/_/ 2001.12.07(Fri)
	=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
	This system is required to put firmware. Please put firmware
	from any remotehosts to this system by 'FTP', or set configu-
	ration for 'IP HOST' by < iphost > command.
	FTP or 'iphost' command_>>
FTPで正規のファームをPUTする
FTPクライアントから、装置LANのIPアドレスに対してFTPでログインし、通常と同じ方法でバージョンアップします。
 →バージョンアップ完了です。

※装置にコンフィグレーションパスワードが設定されていない場合は、以下のログイン名・パスワードで装置にFTPログインできます。
  ログイン名:root
  パスワード:(なし、リターンのみ)

LANのIPアドレスを変更する場合
バックアップファームウェア起動時にFTPサーバ機能を使用する際に、装置のLANのIPアドレスを変更する必要がある場合は、コンソール画面より変更することができます。また装置のデフォルトゲートウェイも同様にコンソール画面から設定することができます。
変更後、FTPで正規のファームをPUTするで、バージョンアップを完了できます。

装置LANのIPアドレスを192.52.138.92→192.168.1.100に変更、デフォルトゲートウェイを192.168.1.1に設定するケース

―コンソール画面―
	FTP or 'iphost'command_>>iphost
	Please input address or hit return key  
	>IP Address [ 192.52.138.92]
	[ 192.52.138.92] :192.168.1.100      (変更後のLANのIPアドレスを入力)
	->192.168.1.100
	Please input address or hit return key
	>Network Mask [ 255.255.255.0]     (サブネットマスクを入力)
	[ 255.255.255.0] :
	->255.255.255.0
	Please input address or hit return key
	>Gateway Address [ 0.0.0.0]      
	 [ 0.0.0.0] :192.168.1.1    (デフォルトゲートウェイIPアドレスを入力)
	->192.168.1.1
※即時有効です。装置リセットの必要はありません。
※この方法で装置(FITELnet-F40)LANのIPアドレス・デフォルトゲートウェイを変更した場合は、バージョンアップ完了後も、そのIPアドレスに設定されております。
 バージョンアップ後に、適正なIPアドレスに再変更してください。

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