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            装置が約497日を超えて連続稼働している場合に、確立状態であるIPsec SAを削除してしまうケースがありました。 
本障害発生以降にIPsec通信が復旧する為には、IPsec SAの更新が行われる必要があります。 
具体的には以下のケースが考えられます。 
 
【Initiator装置(自身からのSA確立が可能な設定の装置)で障害が発生した場合】 
IPsec対象トラフィックの発生 もしくは 常時SA確立を行う設定等により、IPsec SAの再確立を行い復旧致します。 
 
【Responder装置(自身からのSA確立が不可能な設定の装置)で障害が発生した場合】 
InitiatorからIPsec SAの更新が行われるまで、IPsec通信が出来ない状態となります。 
以下のオペレーション等により復旧致します。 
 
- Initiator側で装置のリブート もしくは IPsec SAの手動削除オペレーション実施
 
  
- Responder側で装置のリブート もしくは ISAKMP SAの手動削除オペレーション実施により、Initiator装置でkeepalive失敗を検出し、SA更新動作が行われた場合。
 
  
- Initiator装置のlifetime満了に伴うSA更新動作
 
  
 
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