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FITELnet-F100ファームウェア リリースノート

FITELnet-F100 firm V01.03 03/07/04 release
---FITELnet-F100ファームウェア V01.02からの変更点---
下記の新規機能を追加いたしました
(1) IPsecのスループット(中継性能)が向上しました。
(弊社測定 3DES SHA-1) 最大 約30Mbps
(2) QOS帯域制御機能(CBQ)をサポートしました。
(3) BRIインタフェースでMP接続をサポートしました。
(4) BRIインタフェースでCBCPコールバック・無課金コールバックをサポートしました。
(5) BRIインタフェースでMTU設定機能をサポートしました。
(6)

BRIインタフェースで以下のコマンドをサポートしました。

  • auto connect
  • lcp restart
  • lcp maxtimes
(7) IPsec接続対地登録、削除に関連したコマンドが即時有効(コマンド:refresh)で機能するようになりました。
対象コマンドについては、こちらをご参照ください。

また、これに関連して、VPN(IPsec)関連のコマンドの仕様を一部変更しました。
詳しくは、こちらをご参照ください。
(8) 装置(FITELnet-F100)へのログイン(ローカルコンソール・FTP・telnet・WEB)に関して、ログインIDが設定できるようになりました。
(9) EWANインタフェースがアドレス不定の場合での、装置(FITELnet-F100)への不正アクセス抑制機能をサポートしました。
(10)

IPsec冗長機能をサポートしました。
IPsecメイン通信をIPsecでバックアップする方法として、以下の2種類の機能があります。

  • Layer3監視機能によるバックアップ
    メイン経路の監視をLayer3監視機能で行うバックアップです。
    メインのPeer(相手装置)とバックアップのPeerのIPアドレスが同じ構成で、利用可能です。

  • IPsec冗長機能によるバックアップ
    バックアップ時に、メインのPeer(相手装置)とバックアップのPeerのIPアドレスが異なる構成でも、IPsecによるバックアップを実現する機能です。
    ※BRIを利用した、IPsec冗長機能によるバックアップは、未サポートです。
(11) SA-UP route機能をサポートしました。
IPsec SAが確立すると、その暗号化対象ネットワークへのルート情報を有効にすることができます。
(12) IPsec keepaliveで、従来はIPsec通信が発生した後、keepaliveが動作していましたが、新たに、SA確立後にkeepaliveが動作するよう選択できるようになりました。


下記の問題点を改修いたしました
(1) 冗長構成(FITELnet-F100とFITELnet-E30)でバックアップ通信ができない場合がある。
(2) 無通信状態が長時間継続すると、通信が再開できない場合がある。


その他、いくつかの不具合を改修いたしました
  


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